京都が秋を迎えると、街なかや観光スポットなど、行く先々で美しい紅葉と出会えます。
今回は2024年秋に行きたい、京都のおすすめ紅葉スポットを紹介!
名所や穴場、ライトアップ情報をチェックして、秋限定の「特別な景色」を堪能してください。
目次
- 東福寺
- 清水寺
- 高台寺
- 渡月橋
- 八瀬もみじの小径
- 嵯峨野トロッコ列車
- 鹿王院
- 永観堂
- 平等院
- 二条城
- 北野天満宮
2024年京都の紅葉の見頃はいつ?
京都の紅葉は、11月上旬から12月上旬にかけて見頃を迎えるスポットが多いです。
ただし紅葉時期は、その年の気候や場所によっても異なります。早いところだと10月上旬から色づき始めるスポットもあるので、絶対にベストタイミングで紅葉が見たい!という人は、観光スポットの公式サイトやSNSを確認してくださいね。
なお、2024年の京都の紅葉時期は、例年通り11月中旬から12月上旬頃になると予想されます。
黄葉の見頃は12月2日ごろ、紅葉の見頃は12月16日ごろと予測されていて、少しばかり例年より遅いですね。
一度は見たい!京都の紅葉の名所
京都には、古くから愛され続けている紅葉の名所がいくつもあります。人生で一度は見ておきたい、京都の紅葉名所を紹介しましょう。
1. 東福寺
京都の紅葉名所として有名なのが、東福寺。見頃の11月中旬~12月上旬には、敷地内のどこを散策しても真っ赤に染まった紅葉が圧巻の景色を見せています。
特に、東福寺の一番高い場所にある橋「通天橋」の張り出し舞台から眺める紅葉は絶景で、まるで絵画のような美しさです。
東福寺は、京都の観光スポットが多く集まる東山に位置し、紅葉と観光が同時に楽しめるところもポイント。東山を満喫できる人力車を利用すれば、街の風情を楽しみながら紅葉コースを巡ることもでき、さらに秋の京都を堪能できるはずです。
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2. 清水寺
桜の名所としても知られる清水寺は、紅葉の名所でもある人気スポット。見頃の12月上旬~12月中旬には、約1,000本ものヤマモミジが一斉に色づき、壮大な景色を見せてくれます。広い境内には国宝や歴史ある建造物も多く、紅葉を眺めながらゆったり散策したい人にもオススメです。
また、美しい紅葉と京都の町並みを一望できる、本堂舞台からの眺めは必見!
本堂舞台は「清水の舞台」という呼び名でも有名ですよね。
毎年11月下旬からは夜間のライトアップも行われ、この時期にしか見られない幻想的な雰囲気が楽しめます。
2024年のライトアップは11月18日〜11月30日まで。
3. 高台寺
庭の臥龍池に紅葉が反射し、鏡映しのような「逆さ紅葉」が見られる高台寺。高台寺はもともと、豊臣秀吉の正室・ねねが秀吉の冥福を祈るために建てたといわれており、優しく温かみのある庭に映える紅葉が見どころです。
見頃の11月中旬~12月上旬になると、境内に続く「台所坂」にモミジやカエデのアーチがかかり、坂を上っているだけでわくわくすること間違いなし!坂を上りきった後は、足を止めて一度振り返ると紅葉を一望でき、違った角度からの景色を楽しめます。
紅葉シーズンの2024年10月25日から12月15日までは17時から22時までライトアップされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4. 渡月橋
渡月橋は、国の名勝・史跡に指定されている、京都嵐山のシンボル的な橋。紅葉の見頃となる11月下旬~12月中旬には、渡月橋の後ろに見える山肌が赤く色づき、息をのむほどの絶景となります。
屋形船に乗って、迫力満点の紅葉を間近で堪能するのもオススメですよ!
また、紅葉を心ゆくまで楽しんだら、グルメスポットや食べ歩きできるお店が多い嵐山で、秋グルメを味わってみてはいかがでしょうか?フリーきっぷ&クーポンを使えば、嵐山本線と北野線が一日中乗り放題になるほか、お得に食べ歩きを楽しめます。
意外と知らない?穴場の紅葉スポット
紅葉の時期は特に観光客で賑わう京都。混雑を避けたい人や、のんびり紅葉を楽しみたい人は、穴場スポットに足を運ぶのがオススメ。意外と知られていない、京都の穴場紅葉スポットを紹介します。
5. 八瀬もみじの小径
八瀬もみじの小径は、叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」横にある、約300mの回遊路。見頃の11月中旬~12月上旬になると敷地内の紅葉が一斉に色づき、赤、オレンジ、黄色と美しいグラデーションを見せます。
回遊路にはラジオ塔や水力発電所跡など歴史遺産もあるので、紅葉を楽しむのと同時に歴史も感じられますよ!
ケーブル八瀬駅に向かう際は、便利な京都叡山ケーブル・ロープウェイ往復チケットを使うのがおすすめです。紅葉のトンネルが楽しめる叡山ケーブルに乗り込めば、圧巻の景色に日々の喧騒も忘れられます。
6. 嵯峨野トロッコ列車
保津川沿いをゆっくりと走る嵯峨野トロッコ列車。沿線には約1,000本ものカエデやヤマモミジが群生し、見頃の11月中旬~12月上旬になると列車の車窓から間近に紅葉が楽しめます。
座ったままのんびり紅葉を満喫できるため、人混みを避けて楽しみたい!と考える人にもオススメです。
日帰りツアーに参加すれば、嵯峨野トロッコ列車で紅葉を楽しみながら、京都の観光スポットも同時に巡れてお得!ツアーは京都駅だけでなく大阪からも出発できるので、アクセスも楽ちんです。
7. 鹿王院
閑静な住宅街のなかにある鹿王院は、穏やかな時間が流れる寺院。鹿王院は渡月橋から徒歩10分ほどとアクセス良好の場所に位置しながら、嵐山中心部から少し離れるため、紅葉シーズンでもあまり混雑しない穴場です。
最大の見どころは、門をくぐるとすぐに現れる石畳の表道。表道に沿うようにモミジやカエデが植えられ、11月下旬~12月上旬の見頃には、美しい紅葉のトンネルが生まれます。
また、本庭は嵐山を借景とした庭園となっており、見晴らしが良いところも魅力です。
おすすめの紅葉ライトアップスポット
京都では、紅葉が見頃を迎える期間にあわせて夜間ライトアップするスポットもたくさんあります。非日常の世界が楽しめる、紅葉ライトアップスポットを紹介します。
8. 永観堂
日本を代表する紅葉名所の一つでもある永観堂。永観堂は、古今和歌集でも「モミジの永観堂」と詠まれており、古くから美しい紅葉風景が見られる場所として、多くの人に愛されてきました。
境内にはイロハモミジ、ノムラモミジ、オオモミジなど、約3,000本ものモミジが折り重なるように群生し、見頃の11月中旬〜下旬には息をのむほど美しい紅葉風景が見られます。
また、紅葉がピークを迎える時期に開催される、豪華絢爛なライトアップも見どころ。ライトの明かりが紅葉を一層色鮮やかにし、華やかな風景が楽しめます。
2024年は11月11日(月)から12月1日(日)の期間に開催される予定です。
9. 宝厳院
紅葉の名所が多い嵯峨野周辺で「1番美しい紅葉スポット」と評されているのが宝厳院。
宝厳院には、獅子吼(ししく)の庭と呼ばれる庭があり、約200本の紅葉とびっしり生えた苔のコントラストが見ごたえバツグンです。通常、獅子吼の庭は非公開ですが紅葉シーズンだけ限定で公開され、その特別感も人気の理由でしょう。
また、紅葉が見頃のピークを迎える時期には夜間ライトアップも開催され、日中とは異なる趣きの景色が楽しめます。
2024年は11月15日(金)から12月8日(日)の期間に開催される予定です。
10. 二条城
世界文化遺産にも登録されている二条城。二条城は広い敷地の至るところにモミジやイチョウ、ドウダンツツジなどが植えられ、今年は11月下旬~12月中旬になると紅葉が一斉に見頃を迎えます。
また、本丸庭園や二の丸庭園など、紅葉を見られるスポットが敷地内にいくつも点在しているため、一か所で大混雑が起こりにくいところも嬉しいポイントです。二条城の紅葉を楽しむなら、行列に並ぶことなく入場できる事前チケットが便利です。
二条城では例年、夜の紅葉ライトアップが行われ、プロジェクションマッピングを融合させたフォトジェニックな世界が楽しめます!
2024年10月25日(金)から12月8日(日)までは映像美で有名なNAKEDによりデジタルアート「NAKED meets 二条城 2024 秋の豊穣祭」が登場。
11. 北野天満宮
学問成就のパワースポットとして人気の北野天満宮は、絶景の紅葉スポットでもあります。10月下旬~12月上旬になると、史跡・御土居のもみじ苑が特別公開され、この時期限定の美しい紅葉風景が見られるのです。
モミジやカエデを中心とした木々のなかには樹齢350年以上の古木もあり、歴史的情緒を感じながら紅葉を楽しめるところも魅力。
夜にはしっとりとライトアップされ、昼間とは違う紅葉が堪能できますよ!紙屋川にかかる「鶯橋」からの紅葉の眺めは特に美しく、思わず感嘆のため息が出てしまうほどです。
公式サイトによると、2024年のライトアップ公開期間は11月9日(土)から12月8日(日)の予定です。