リヨンはパリに次ぐフランス第二の都市。ガストロノミーの首都としても知られ、世界に名声を広めた伝説的シェフポール・ボキューズの出身地でもあります。
ユネスコ世界遺産にも登録された旧市街には多くの訪問者を惹きつける魅力がたっぷり。
そんなリヨンはパリから鉄道でわずか2時間ほど。宿泊費や食費もパリより割安で、密かに人気を集めている観光地です。
この記事ではパリからリヨンへの行き方や、リヨンの魅力を余すことなく楽しむための2日間のモデルコースを紹介します!
目次
- リヨンってどんなところ?
- リヨンの気候とベストシーズン
- パリからリヨンへの行き方
- リヨンをまわるモデルコース・オススメ観光スポット紹介
- 1日目 7:00 シャルル・ド・ゴール国際空港を出発
- 9:00 リヨン到着
- 10:00 ホテルに荷物を預ける
- 12:00 ランチ選択肢1:ポール・ボキューズ
- 12:00 ランチ選択肢2:ポール・ボキューズ系列店の Brasserie Le Nord
- 14:00 新市街でお散歩・ショッピング
- 18:00 チーズペアリングワークショップ
- 20:00 ホテルに帰宿
- 2日目 9:00 ホテルで朝食
- 10:30 ポール・ボキューズ リヨン中央市場
- 12:30 ランチ:Brasserie des Brotteaux
- 14:00 フルヴィエールの丘・ノートルダム大聖堂
- 15:00 フルヴィエール・古代ローマ劇場
- 16:00 トラブールを通って旧市街へ
- 16:30 食べ歩き・お土産ショッピング
- 19:30 ディナー:Les Fines Gueules
🛫 フランス旅行の必須サービス
🇫🇷 フランスの人気アクティビティ
- フランスの日本語ツアーはこちら
- 👆 日本語ガイドツアーが10%OFFになるクーポンはこちらをチェック!
- エッフェル塔 (⚡️最大39%OFF!)
- 👆 人気アトラクションがお得になるKlookパスもチェック!
🚃 フランスでの移動はこちらをチェック
👉そのほかのフランスのアクティビティをチェック👈
リヨンってどんなところ?
リヨンはフランスのガストロノミーの首都として知られ、豊かな歴史と美食の文化が魅力です。
2本の川をはさんだ街並みも、ルネッサンス時代の美しい建築から古代ローマの遺跡まで、訪れた人を飽きさせません。
リヨンの旧市街はユネスコ世界遺産にも登録されていて、迷路のような路地やテラス席のあるビストロはどこを切り取っても絵になります。
15世紀に国王ルイ11世がリヨンに国家的な絹織物産業を設立したことにより、リヨンはヨーロッパの絹産業の中心地となりました。リヨンのシルク産業はまだ根強く残っているのでシルクの歴史を辿る1日を過ごすのもオススメです。
リヨンの気候とベストシーズン
フランスのリヨンは、比較的温暖な気候に属していますが四季がはっきりしています。夏は暑く、冬はフランスの他都市に比べて穏やかです。
春(3〜5月):春になると徐々に暖かくなり、自然が芽吹き始めます。4月と5月は特に気候が良く、新緑を楽しむには最適な時期です。平均最高気温は3月で12℃、4月で16℃、5月で22℃です。
夏(6〜8月):リヨンの夏は温暖で、日中の気温はしばしば30°Cを超えることがあります。この季節は日照時間が長く、観光には最適ですが、時には暑く感じるかもしれません。平均最高気温は6月で23℃、7月で27℃、8月で26℃です。
秋(9〜11月):秋は気温が徐々に下がり、心地よい季節です。特に9月と10月は観光に適した気候で、市内を散策するには快適です。平均最高気温は9月で23℃、10月で17℃、11月で10℃です。
冬(12〜2月):冬は比較的穏やかで、雪が降ることは少ないですが、気温は0°C前後まで下がることがあります。クリスマスマーケットなど冬のイベントを楽しむには良い時期です。平均最高気温は12月で7℃、1月で5℃、2月で7℃です。
リヨンを訪れるベストシーズンは、特に春から初夏にかけてと、秋の9〜10月です。これらの期間は天候が安定しており、観光に適した気温で、市内の美しい景色を楽しむことができます。夏は暑いですが日が長いので夜まで市内散策を楽しめるメリットがあります。
おすすめキャンペーン
パリからリヨンへの行き方
パリからリヨンへの一番オススメな行き方は、フランス国営鉄道会社(SNCF)が運行する高速鉄道「TGV(Train a Grande Vitesse)」です。
TGVは日本の新幹線のような電車で、パリから各地方に短時間で移動可能。車窓からの田園風景も楽しめるのでレンタカーを借りるよりはるかにのんびりとした休息時間を楽しめます。
パリでの乗車駅は「パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)」です。シャルル・ド・ゴール国際空港からもリヨン行きのTGVに乗ることができるので、日本から行く際にはパリ市内に向かわずそのまま空港からリヨンに行くこともできます。(後半のモデルコース紹介で改めて触れます!)
2等席の方が必然的に利用客が多いため、荷物置き場が埋まりやすいです。スーツケースなどの大きな荷物が多い場合はファーストクラス(1等席)を予約した方が荷物の置き場所に余裕があり安心かもしれません。(置き場所にこだわらないのであれば2等席でも車内のどこかしらスーツケースを置く場所はあるので、ご心配なく。)
リヨンでの降車駅は「リヨン・パールデュー駅(Gare de Lyon Part-Dieu)」です。リヨンにもいくつかの駅がありますが、TGVは主に市内中心部やそのほかの地域へのアクセスも良いこちらのリヨン・パールデュー駅に到着します。
列車の種類や停車駅によって差はありますが、パリからリヨンまでの所要時間は2時間ほど。ピーク時には最低1時間に1本のペースで運行しています。車内には売店と立食スペースもあるので2時間はあっという間。
TGVは全席指定席の予約必須列車なので、日程が決まったら早めにチケットを購入しましょう。
Klook(クルック)でパリからリヨンのTGVのチケットを購入できるのでチェック!割引クーポンも使えます。
TGVについてもっと詳しく知りたい方はTGV完全ガイドをチェックしてみてくださいね。
そのほかの目的地への鉄道チケットも検索から予約まで日本語で完結できるKlookがオススメ。
フランス国内やヨーロッパのほかの国でも複数回鉄道を使う予定があるのであれば、ユーレイルパスがお得!
ユーレイル フランスパスはフランス国内で使うことができ、ユーレイルパスはイギリスを含むヨーロッパの多くの国で使えます。
ユーレイルパスについて詳しくはこちらをチェック!
Klookは、世界2,700以上の旅行先で50万点以上の体験およびサービスが予約できるプラットフォームです。 有名テーマパークや人気施設、現地ツアー、公共交通機関やレンタカーなどの移動手段、Wi-Fi / SIMまで、旅やレジャーに関するあらゆる体験がスマホひとつで予約できます。
世界中の旅行者がいつでもどこでも最高のワクワクを発見、予約、体験できるようにすることがKlookの使命です。
Klook(クルック)のヘルプセンターはこちら 💬
リヨンをまわるモデルコース・オススメ観光スポット紹介
ここからは実際に筆者がまわって大満足したリヨンのスポットをモデルコースとして紹介します!
1日目 7:00 シャルル・ド・ゴール国際空港を出発
早朝のエールフランス便で空港に着いたので、朝7時の空いているTGVを予約してリヨンへ。
どのホームから乗車すべきかはモニターを確認しましょう。同時刻で別方面行きの列車もあるので行き先や停車駅の確認も忘れずに。
【シャルル・ド・ゴール国際空港】
- 住所:95700 Roissy-en-France, フランス
- Googleマップはこちら
9:00 リヨン到着
約2時間後リヨン・パールデュー駅に到着。新市街へはそのまま歩いていくことができますが、旧市街へは地下鉄に乗り換える必要があります。
スーツケースなどの大きな荷物がある方は、一度宿泊先のホテルに向かって荷物を置いてこれるとベスト。筆者も荷物があったのでまずはタクシーで旧市街にあるホテルに向かいました。
【リヨン・パールデュー駅】
- 住所:5 Pl. Charles Béraudier, 69003 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
10:00 ホテルに荷物を預ける
今回滞在したのは学校がテーマのカレッジオテル(Collège Hôtel)。ホテルの外壁にはなんと椅子がくっついていました!
旧市街のど真ん中なのでレストランやショップへのアクセスも抜群。ユネスコ世界遺産の「リヨン歴史地区」の中にあります。
内装も学校風でとってもユニーク!
窓からの景色も最高です!右奥に見えるのはリヨンの「プチ・エッフェル塔」と呼ばれる鉄塔。オトゥール公園の近くにあり、内部には展望が楽しめるレストランもあるそうです。
【カレッジオテル(Collège Hôtel)】
- 住所:5 Pl. Saint-Paul 69005, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
【オトゥール公園】
- 住所:Pl. de Fourvière, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
12:00 ランチ選択肢1:ポール・ボキューズ
ポール・ボキューズは1926年にフランス・リヨン近郊で生まれ、フランス料理の革新者として有名になりました。
ボキューズはリヨンの有名なレストランで修行を積み、1959年に生家のレストラン「ポール・ボキューズ」を継ぎました。彼は料理スタイル「ヌーヴェル・キュイジーヌ(新料理)」の代表的存在とされ、伝統的なフランス料理を現代的にアレンジし、より軽く、見た目にも美しい料理を提供することで知られています。
日本でも代官山や銀座にポール・ボキューズ系列のレストランがあるので、知っている方も多いはず。リヨンに行くならポール・ボキューズ本店にも足を運びたいですね!
レストランでの食事は数か月前までに必ず予約が必要。ランチのコースは€300〜。
予約がない方も外観や敷地内の壁画は楽しむことができます。公共交通機関でのアクセスはないのでタクシーを手配しましょう。
【ポール・ボキューズ】
- 住所:40 Rue de la Plage, 69660 Collonges-au-Mont-d'Or, フランス
- Googleマップはこちら
12:00 ランチ選択肢2:ポール・ボキューズ系列店の Brasserie Le Nord
ポール・ボキューズの本店は超高級店なので、もう少しお手頃なところでランチをしたい方にはポール・ボキューズの系列店がオススメ。リヨンにはポール・ボキューズがプロデュースしたブラッスリーがいくつかあります。その中の一つ、Brasserie Le Nord に今回は行ってきました。
絶品コースランチが30ユーロ以下で楽しめるのでとってもオススメ。(なんとポール・ボキューズ本店の約10分の1のお値段!)
こちらはリヨン名物の「クネル」。白身魚(鯛など)のすり身を卵やパン粉などのつなぎを使い、オーブンで蒸すか焼いて調理する郷土料理です。
ザリガニを使ったソース(アメリケーヌソース)をかけて、ライスといただくことが一般的です。よく「フランス風はんぺん」と言われるようですが、本当にその通り!
お肉が続いてちょっとライトなランチに切り替えたい方はぜひ「クネル」を食べてみてください。
デザートも大満足でした。
【Brasserie Le Nord】
- 住所:18 Rue Neuve, 69002 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
14:00 新市街でお散歩・ショッピング
ポール・ボキューズでランチをしたらタクシーでまた移動する必要がありますが、Brasserie Le Nordでお食事をした方はそのままメトロまたは徒歩で新市街方面に行くことができます。
フランスの歴史的建造物として登録されているリヨン市庁舎もお見事。17世紀後半に建てられたこの建物は、1886年にフランスの歴史的記念物に指定されました。
【リヨン市庁舎】
- 住所:1 Pl. de la Comédie, 69001 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
リヨンの街中で時間があれば探していただきたいのが壁画のだまし絵。こういった壁の巨大アートはリヨン名物で、数か所に点在しています。
こちらはFresque des Lyonnais(フレスク・デ・リヨネ)という壁画でリヨンにゆかりのある有名人が描かれています。「星の王子様」と著者のサン=テグジュペリもいるので探してみて!
リヨンの街にはソーヌ川とローヌ川という川が2本流れているので、橋を渡りながら川沿いのさまざまな表情を楽しむことができます。
【Fresque des Lyonnais(フレスク・デ・リヨネ)】
- 住所:2 Rue de la Martinière, 69001 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
ソーヌ川の景観を満喫できるランチ・ディナークルーズもオススメ!
リヨンの新市街で外せないのがショコラトリー『ベルナシオン』。
その歴史は1953年にモーリス・ベルナシオンがリヨンに最初の店舗をオープンしたことに始まります。
ベルナシオンの「ノウハウが凝縮された一品」としてオススメされたのが『パレ・ドール(Les Palets Or)』。金箔が散りばめられた滑らかなチョコレートタブレットです。
と言いながらどれも捨てがたく決めるまでに時間がかかりました!
【ベルナシオン】
- 住所:42 Cr Franklin Roosevelt, 69006 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
お天気が良ければ "Fontaine de la Place du Maréchal Lyautey" などリヨンに複数か所あるオープンスペースをまわるのも良いですね。
【Fontaine de la Place du Maréchal Lyautey】
- 住所:Pl. Maréchal Lyautey, 69006 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
18:00 チーズペアリングワークショップ
1日目の夜は通常のディナーとは全く違う体験ができる「チーズテイスティング」に参加しました!"Les Toqués du fromage" というところが運営しています(兄弟二人で運営されているとのこと)。
こちらのテイスティングイベントは8人以上参加者がいれば貸切での開催も可能。参加者が満たない場合は公式サイトのテイスティング実施日を確認して個人での参加もできます。解説は英語かフランス語になるのでその点ご留意ください。
紹介してもらえるチーズやワインは南フランスのこだわりのものばかり。地図を使って産地を詳しく説明していただきました。
ジャムやワイン、時にはビールとのペアリングも楽しめる特別な体験でした。新たなチーズとの出会いもあり、帰国後もすっかりチーズにハマっています。
【Les Toqués du fromage】
- 住所:120 Mnt de la Grande-Côte, 69001 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
20:00 ホテルに帰宿
美しい川辺の夜景を眺めながら歩いてホテルに帰り1日目は終了。おやすみなさい。
2日目 9:00 ホテルで朝食
パン・オ・ショコラやクロワッサン、搾りたてのオレンジジュースやりんごのコンポートなど朝食も大満足。
特に写真に写っているヨーグルトがおいしかったです!甘すぎないフレッシュなフルーツジャムがヨーグルトのなめらかさとあわさって朝から爽やか。
10:30 ポール・ボキューズ リヨン中央市場
2日目はまずホテルからタクシーで10分(徒歩30分ほど)のところにあるリヨン中央市場に向かいます!1日目に降り立ったパール・デュー駅からだと歩いてわずか5分です。
市場には新鮮な食材がたくさん。野菜、肉、魚、乳製品、なんでも揃います。
市場の中ではフードやドリンクをオーダーできるところもあるので、朝食または昼食をリヨン中央市場で済ませるのもありです!
【ポール・ボキューズ リヨン中央市場】
- 住所:102 Cr Lafayette F, 69003 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
12:30 ランチ:Brasserie des Brotteaux
ランチは100年以上の歴史を持つ老舗フレンチブラッセリー "Brasserie des Brotteaux"に移動。リヨン中央市場からは歩いて15分ほどです。
朝から食べてばかりなのでランチは2コースにしました。2コースのランチはドリンクなしで35~40ユーロほど。
素材の味を活かしたワインソースのお肉の贅沢な味わいが口いっぱいに広がります。
デザートはババロアのようなメレンゲのような、軽いものをチョイス。こちらも甘すぎず絶品でした。
【Brasserie des Brotteaux】
- 住所:1 Pl. Jules Ferry, 69006 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
レストランの目の前には1908年に完成し、以前リヨンのターミナル駅として使われていたGare des Brotteaux(ブロトー駅)があります。現在は2002〜2006年の修繕工事を終えた姿になっていますが、建物の威厳はまだ健在です。
【Gare des Brotteaux】
- 住所:14 Pl. Jules Ferry, 69006 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
古い駅舎の中にはポール・ボキューズの系列店 "Brasserie de l'Est" もあります。こちらのランチもオススメ。内装は鉄道に関するもので揃えられていて、東京ー大阪の新幹線開通についての標識もありました。
【Brasserie de l'Est】
- 住所:14 Pl. Jules Ferry, 69006 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
14:00 フルヴィエールの丘・ノートルダム大聖堂
ランチの後は散歩がてらフルヴィエールの丘エリアに向かいます。丘の上にはリヨンの観光名所「ノートルダム大聖堂」があるのでまずはそこを目指しましょう。
行き方は、メトロB線でBrotteaux駅からSaxe Gambetta駅、そのあとD線に乗り換えてVieux Lyon駅に向かいます。最後はケーブルカー(Funicular)に乗り換えて終点フルヴィエール(Fourvière)で降車しましょう。
「リヨン シティカード」を購入すればメトロもケーブルカーも無料!23か所もの観光施設も無料で入れるのでとってもお得。
終点のフルヴィエールで降りたら目の前に広がるのはリヨンの街を眺望できる絶好の場所。
模型を使って自分が散策したところを見返すのも面白いですね!
フルヴィエールの丘のもう一つの見どころはバシリカ式教会堂のノートルダム大聖堂。献金を集めて1872年から1896年にかけて建てられました。リヨンの象徴でもあるこちらの大聖堂の最上部には、金色の聖母マリア像が捧げられています。
【ノートルダム大聖堂】
- 住所:8 Pl. de Fourvière, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
15:00 フルヴィエール・古代ローマ劇場
ノートルダム大聖堂から坂を下り旧市街を目指します。途中ガロ・ロマン文明博物館の展望エリアで足を止め、古代ローマ劇場を見物。
紀元前15年頃に建設されたフランス最古の円形劇場の遺構で、今でもコンサートや演劇などの屋外イベントが行われています。
劇場の前には公園もあるのでここでのんびり休憩をとっても良いですね。
【古代ローマ劇場】
- 住所:17 Rue Cleberg, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
【ガロ・ロマン文明博物館】
- 17 Rue Cleberg, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
16:00 トラブールを通って旧市街へ
トラブール(traboules)建物の中庭や建物の廊下を突き抜けて、ある通りから別の通りまで行くことができる通路です。リヨンにはこのような通路がたくさんあるのでそれらを使って旧市街に向けて丘を降っていきます。
旧市街には「ギニョールの大時計(Horloge Charvet)」と呼ばれる人気オブジェがあるので、時間が許せばぜひチェック。いまリヨンにある時計は2021年に設置されたもので、1864年に時計職人ルイ・シャルヴェが作ったもオリジナルを修復したものです。
0分や30分にはからくり時計が動き出すのでその時間に合わせて行ってみると尚良し!
【ギニョールの大時計(Horloge Charvet)】
- 住所:1 Pl. du Petit Collège, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
「ギニョールの大時計」の裏にあるのはガダーニュ博物館。リヨン歴史博物館と世界のマリオネット博物館の2つの博物館が併設されています。中庭もフォトジェニックなのでぜひそちらも立ち寄ってみて。
【リヨン歴史博物館(ガダーニュ博物館)】
- 住所:1 Pl. du Petit Collège, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
16:30 食べ歩き・お土産ショッピング
残りの時間は旧市街の店舗を巡りながら「リヨンの名物」を探します。
リヨンは赤(ピンク)のプラリネ(アーモンドなどを加熱し砂糖でコーティングしたもの)が有名。なのでいたるところでこの赤いプラリネを使ったお菓子を見つけることができました。
かなり甘く好みが分かれるかもしれませんが、個人的に気に入ったのが Pâtisserie Chocolaterie Pralus Lyon Saint-Jean のプラリネ菓子パン。非常にボリューミーなので数人で分けられるとベスト。
【Pâtisserie Chocolaterie Pralus Lyon Saint-Jean】
- 住所:27 Rue Saint-Jean, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
贈答用のお土産は個包装されたプラリネが入ったヌガーやチョコレートなどがオススメ。写真映えも抜群なのでお土産に喜ばれること間違いなし。
【Saint Jean Délices】
- 住所:19 Rue Saint-Jean, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
ディナーの前に小腹が空いていたらGlacier Terre adélice LYONのジェラートがオススメ。少し肌寒い日でもちょっとした行列ができるほどの人気店。
フレーバーの数は実はこの倍あります!
【Glacier Terre adélice LYON】
- 住所:1 Pl. de la Baleine, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
壁一面の石鹸がインパクト大な石鹸専門店、"La Maison du savon de Marseille"では「3つで4ユーロ」のようなまとめ買いの割引を行っていたのでここでもお土産をいくつかゲット。
スタッフの方がとても親切で、彼女のオススメの香りや成分の違いなどを細かく教えてくれました。
【La Maison du savon de Marseille】
- 住所:9 Rue de Brest, 69002 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
最後に紹介するのは試食をさせてもらいすっかりファンになってしまったトリュフショップ "Signorini Tartufi"。
ここではトリュフソースを購入。納得がいくまでレシピや使い方などのたくさんの質問に答えていただき、とても良い買い物ができた気がします。(ちなみに購入したソースは小さじ1杯程度でパスタの味付けもできちゃいます。)
18時前後に閉店するお店が多いので、気になるお店があれば迷わず入ってみましょう!迷っている時間がもったいない!
【Signorini Tartufi】
- 住所:17 Rue Saint-Jean, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
19:30 ディナー:Les Fines Gueules
ショッピングを終えたら一旦ホテルに戻ってプチ休憩。夕食はホテルの目の前のLes Fines Guelesでリヨンの郷土料理をいただきます!
前菜にはリヨン名物の豚鼻のサラダやリヨンキャビア(レンズ豆)をいただきました。
メインは子牛のソーセージ。クリーミーなマスタードソースとの相性が抜群でした。
【Les Fines Gueules】
- 住所:16 Rue Lainerie, 69005 Lyon, フランス
- Googleマップはこちら
いかがでしたか?たった2時間でパリとは違うフランスの魅力を発見できるリヨン。2泊2日で十分に満喫できるので、ぜひ旅程に組み込んでみてくださいね!