KCCファーマーズマーケットって?
KCCファーマーズマーケットは、ハワイで一番有名なファーマーズマーケットです。カピオラニコミュニティーカレッジ(KCC)の駐車場で、毎週火曜日と土曜日に開催。多くのローカル客や観光客でにぎわいます。
新鮮な野菜や果物はもちろん、お土産にもぴったりなハワイ産の加工食品や、農園直営のフードトラック、有名レストランの出店など。まるでお祭りのような雰囲気が楽しめます。
KCCファーマーズマーケットの営業時間
- 土曜日 7:30〜11:00 (2022年1月10日情報)
土曜日の朝市が有名。出店数は60以上にもなる、オアフ最大級のファーマーズマーケットです。だんぜん土曜日がおすすめ。
KCCファーマーズマーケットへの行き方(アクセス)
ワイキキからは車で10分以内で行くことができ、気軽に行きやすいのがうれしいポイント。ここではバス、トロリー、車(タクシー)の行き方をそれぞれ紹介します。
(1)バス
- 23番(30分間隔)または2番(10〜15分間隔)
- KCCで下車
- 片道$2.75
(2)ワイキキトロリー
- “ダイヤモンドヘッド観光コース”のグリーンライン(35分間隔)
- KCCで下車
- 1日1ライン乗り放題で$25
※チケットは最安値保証のKLOOKで!
(3)車(タクシー)
- ワイキキのカラカウア通りから、モンサラット通りを経て、ダイヤモンドヘッド通りをまっすぐ。右手に駐車場が見える。
- 駐車場は9時以降は混み合うが、回転が早いのですぐに駐車できる。
1日の時間を効率良く使うなら、ツアーを活用するのも手。例えばKCCファーマーズマーケット&ノースショアプチツアーなら、ノースショアや人気の観光スポットを半日で周ることができます。
KCCファーマーズマーケットのポイント
人気の土曜日の朝市は、オープンの7:30にあわせて到着するのがおすすめ。9時前をピークに混雑するので、お目当てのお店からまわりましょう。
トイレは公共のものがあって清潔ですが、ツアーバスが帰る時間帯は混み合います。
持っていくとよい持ち物は、以下のとおり。
- 現金(小額紙幣)
クレジットカードが使えないお店が多数
- ウェットティッシュ
食べ歩きには必須アイテム
- エコバック
ショップ袋は有料のところが多い
- ゴミ袋
ゴミ箱の数が限られているので一つ持っていると便利
- 帽子・サングラス
日陰はほとんどないのであると安心
KCCファーマーズマーケット 食べ歩きレポート
今回はKCCファーマーズマーケット&ノースショアプチツアーを利用して、ハワイ在住のNoeさんと食べ歩きしてきました。Noeさんはカピオラニコミュニティーカレッジ(KCC)に通う、現役の女子大生!
大学入学を機にハワイに移住されたものの、観光スポットに行く機会はあまりないそう。今回は観光客さながらに、一緒に食べ歩きを楽しんでいただきました。
KCCに到着したのは、8時半すぎ。オープンから1時間経過していることもあり、すでに多くの人が。
約1時間ほどの滞在なので、効率よくまわります。人気のお店は15分以上並ぶことも。会場内は5分もあれば早足で一周できるので、まずはじめに気になるお店の目星をつけておくのもいいかもしれません。
入り口のすぐ近くにある “Two Hot Tomatoes” は、農園直営のお店。名物のグリーントマトフライのほか、ズッキーニフライやオニオンリングが各$8ですが、$10で2つまたは3つをセットにすることもできます。
当然2つにしぼることなんてできず、3つすべてを選んだ私たち。超新鮮な野菜たちが、薄い衣でサクッと揚げられています。あつあつ&サクサクの、おいしいに決まってるやつ。
「グリーントマトは初めて!」とNoeさん。シャキシャキ固めのトマトは、フライとの相性ばつぐん。わさびレモンソース&バジルライムソースもついてくるので、味変も楽しめます。
後ろを振り返ると、どんどん伸びていく行列。これはのんびりしていられない!と、もぐもぐしながら次のお店へ。
“Big Wave Tomato” は、ノースショアのトマト農園直営のお店。またトマトですが、さっきとは違って赤く熟したトマト。その場であつあつのピザを提供してくれます。メニューはこのピザ一種類のみで、一枚$7。
たっぷりとかかったバジルソースも、自家製だそう。トマトの酸味と甘みのバランスがすばらしく、自然の旨味がギュッと詰まっていました。
さすがにピザは歩きながら食べられないので、お店の裏手にあるベンチで休憩。トイレもすぐそばにあります。
食べることに夢中で、喉が渇いていることに気づいた私たち。
行列のできるジンジャーエール専門店、“PACIFIKOOL Island Ginger Ale” で “Thai Gingerade” をゲット。ライムやバジルが入った、すっきり爽やかな一杯。このジンジャーエール、まじでおいしい。
まだ何か食べたいよね…?ということで、うろうろ。
来た時に大行列だったアワビ専門店、“Big Island Abalone” の列が短くなっていたので、チャンス!とこちらをゲット。
一番人気のガーリックバターや味噌ガーリックなど、味付きメニューもありましたが、ジュージュー焼かれるアワビの良い香りに、あえてプレーンを選択!2つで$7。や、安い…。
ハワイ島近海の海洋深層水で養殖された、ぷりっぷりのアワビちゃん!
無料でお醤油やホットソースなども用意されていますが、お店の方いわく、何もつけずに食べるのが一番、とのこと。実際に食べてみると、海水で塩味が十分にきいていて、アワビ本来の味を堪能できました!
最後は、常に大行列ができている不動の人気店、“Kukui Sausage”!ハワイのソーセージメーカーが手掛けるホットドッグ屋さんです。
迫力満点のジャンボソーセージ。写真を撮るのも忘れ、一口かじってしまいました…!
ソーセージが焼ける香りにつられて人々が次々と集まり、行列は絶えません。入り口から遠く離れているので、絶対に食べたい人は早めに訪れるのがいいでしょう。
人気のお店はほかにもいっぱい。
こちらの “The PIG & LADY” はベトナム料理屋さん。こちらのお店で人気を集めたことから、ダウンタウンなどにもお店を構えるようになったとか。
ほかにもハンバーガーやプレートランチ、たこ焼きのお店もあったりと、フードひとつ取っても多種多様。何度来ても楽しめそうです。
KCCファーマーズマーケットでお買い物
ごはん以外にも、お土産にぴったりなメイドインハワイがいっぱい。
こちらは、ハワイ島に農園がある “Hawaiian Crown Plantation”。ドライパイナップルが絶品で、ワイキキにもお店があります。
こちらも農園直営の “Green Valley Farm”。オアフ島北部の農園でつくられた、クマのボトルが可愛いハチミツを販売。試食もあって、ハチミツの食べ比べができます。
“Sea Salt of Hawaii” では、いろんな種類のフレイバーのシーソルトが。お土産にぴったりな小瓶タイプもあります。
コンドミニアムなど宿泊先にキッチンがあるなら、ここで野菜を買って帰るのもいいかも。ハワイの太陽をたっぷり浴びて育った野菜たちは、どれも超新鮮でおいしそうでした。
観葉植物やお花もずらり。お花も南国ならではの顔ぶれで、ハワイにいることを実感できます。
KCCファーマーズマーケットまとめ
いかがでしたか?ここで紹介したお店はほんの一部。まだまだ沢山の人気店があるので、何度行っても楽しめます。ぜひお気に入りのお店を見つけてみてください。
短い時間の滞在でしたが、Noeさんも大満足の様子。とにかく見どころ満載で、とても充実した時間が過ごせました。
ダイヤモンドヘッド州立記念公園のすぐ麓にあるので、ダイヤモンドヘッド登頂の前後に寄るのもいいですね。ダイヤモンドヘッド登頂レポートは、以下よりご覧ください。