オーストラリア旅行を計画中の方にとって、ETA(電子渡航許可) の取得は欠かせません。ETAは、日本国籍の方が短期観光やビジネス目的でオーストラリアへ入国する際に必要な電子ビザの一種です。
しかし、「申請方法が分かりにくい…」「どれくらいで承認される?」「費用はいくら?」 など、気になるポイントも多いはず。
この記事では、2025年最新情報 をもとに、ETAの申請方法、必要条件、費用、承認までの時間、よくある疑問まで分かりやすく解説します!
目次
- オーストラリア入国にはETA(ETAS)が必要
- ETASってどんなシステム?
- オーストラリア入国のためのETA(ETAS)の申請方法
- ETA(ETAS)申請後の確認方法
- よくある質問
- オーストラリアのeSIMはKlookで
- シドニーのレンタカーをチェック
- オーストラリアのオススメ記事一覧
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オーストラリアへの入国にはETA(ETAS)が必要
オーストラリアへ観光、知人・家族の訪問、出張などの目的で渡航する場合、ETA(ETAS)の申請が必要です。
この記事ではオーストラリアのETASについて、そしてETAの申請方法について紹介いたします。
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ETASってどんなシステム?
ETAS(Electronic Travel Authority System:電子渡航許可システム)とは、オーストラリア政府が導入している電子ビザシステムのこと。従来の紙のビザに代わり電子ビザ(ETA)を取得する制度で、オンラインで簡単に申請・取得できます。
従来のビザに比べると取得がとっても簡単で、オーストラリア大使館を訪れたり数多くの書類を準備したりする必要がないのが大きなメリット。
ETAを取得することで、3か月以内の観光や短期の商用目的でオーストラリアへの渡航が許可されます。
アメリカのESTAやカナダのeTAと似たようなシステムで、最近ではイギリスでもETAが導入されました。
ETA(ETAS)の申請条件
ETA(ETAS)を申請するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 渡航目的:観光、知人・親族訪問、短期商用(会議出席、商談など)であること。就労や長期滞在目的の場合は、別のビザが必要となります。
- 滞在期間:1回の滞在が3か月以内であること。
- パスポート:有効なパスポートを所持していること。特に残存有効期間が十分にあるか要チェック。
- 健康状態:健康状態に問題がなく、現地の医療機関への訪問予定が無いこと。
- 犯罪歴:犯罪歴がないこと。(軽微な違反を除く)
オーストラリア国籍または永住権を持っている方、有効なオーストラリアのビザを持っている方、ニュージーランド国籍を持っている方、そして最終目的地がオーストラリアではない国へ向かうためのフライトの乗り継ぎ(8時間以内)かつ空港から出ない方はETA(ETAS)を取得する必要はありません。
ETA(ETAS)の申請が必要な国籍
日本国籍を含む、34か国と地域のパスポート所持者がETAの申請対象となっています。
対象国は以下の通り。
- 日本
- アンドラ
- オーストリア
- ベルギー
- ブルネイ
- カナダ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- 香港特别行政区
- アイスランド
- アイルランド
- イタリア
- スウェーデン
- スイス
- リヒテンシュタイン
- オランダ
- ルクセンブルク
- 英国(BNO旅券も含む)
- マレーシア
- マルタ
- アメリカ合衆国
- モナコ
- バチカン市国
- ノルウェー
- 台湾 (外交・公用旅券を除く)
- ポルトガル
- サンマリノ
- シンガポール
- 韓国
- スペイン
ETA(ETAS)の有効期限
ETA(ETAS)の有効期限は、通常1年間。ただしパスポートの有効期限が1年未満の場合は、パスポートの有効期限までとなります。
有効なETA(ETAS)をまだ保有している場合でも、パスポートの更新が必要となった場合、新たにETA(ETAS)を申請し取得する必要がある点にも気を付けて。
ETA(ETAS)の利用可能回数
同じETA(ETAS)で複数回入国可能。
有効期限内であれば何度でもオーストラリアに入国可能で、1回の滞在につき最長3か月まで滞在できますよ。
ETA(ETAS)の申請料
2025年時点でのETA(ETAS)の申請料は、一人あたり20オーストラリアドル。乳幼児などの未成年であってもETA(ETAS)の申請は必要で、未成年であっても料金は同じです。
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オーストラリア入国のためのETA(ETAS)の申請方法
ETA(ETAS)の申請は、オーストラリアETA公式アプリである「オーストラリアETAアプリ(AustralianETA)」から行いましょう。
事前に準備するもの
- 旅行に持参するパスポートの原本。(コピーやデジタルパスポートは不可)
- 有効なEメールアドレス
- 有効なオンライン決済手段(クレジットカード、デビットカードなど)
申請は公式アプリのみ
2025年1月時点で、ETA(ETAS)は公式アプリのみで申請可能です。
まずはiOSまたはAndroidのスマホ上で「オーストラリアETAアプリ(AustralianETA)」をインストールします。
その後、下記の手順に沿って入力を進めましょう。
- アプリを起動すると、オーストラリアETAアプリの対象国が表示されます。「NEXT」を押して次のステップに進みます。
- ETAの説明ページが表示されます。「NEXT」を押すと利用規約が表示されるので、スクロールしページ下部にある「Agree」を押します。
- 認証方法を決めます。指紋認証の「Touch ID」あるいは6桁の数字を設定する「passcode」の好きなほうを選択してください。
- 「Are you a travel agent?(あなたは旅行代理店ですか?)」と表示されます。旅行者本人が申請している場合、「No」を選択します。
- 「New ETA」のボタンをタップし、申請に必要な情報を入力していきます。
- 再度表示される利用規約の下部にある「Agree」を押すと表示される画面にある「Start」を押します。
- パスポートのスキャン:パスポートのスキャンと、旅行に持参するパスポートの顔写真のページを撮影します。アプリの指示に従いパスポートを正しく撮影しましょう。そして「Read passport chip(パスポートのチップを読み取る)」のボタンをタップし、パスポートに埋め込まれたチップの情報を読み取ります。パスポート情報が反映されたら内容を確認し、問題なければ「Confirm」ボタンを押します。
- 申請者の顔写真撮影:スマホのカメラを使って正面からの顔写真を撮影します。 顔写真を登録した後に表示される情報に間違いがないか確認し、「Next」を押します。
- 個人情報の入力:出生国や住所と携帯番号、メールアドレスなどの個人情報を入力します。メールアドレス宛にワンタイムパスワードが届くので、そのパスワードを入力し「Next」を押します。次のページで表示される確認画面をチェックし、問題がなければ「Confirm and save profile」を押します。
- ETAの種類を選択:渡航目的に応じて「Business」か「Tourist」かを選択します。また申請者本人かどうかを確認する「Are you the application?」に、本人であれば「Yes」を選択します。
- 誓約(Declaration)に回答:ETAの有効期限が切れても滞在していた場合、違法滞在になる旨の確認画面が表示されます。チェックを入れて「Next」を押すと、内容に同意したことになります。
- 質問に回答する:過去に犯罪歴や家庭内暴力(DV)の有無があるかを聞かれますので、なければ「No」を押します。
- 滞在先の入力:オーストラリアでの滞在先を入力します。まだ決まっていない場合は「I don’t know the address」を押します。
- 支払い:申請料(アプリ使用料)となる20オーストラリアドルを支払います。クレジットカード情報を入力しましょう。
- 確認書の受け取り:登録したEメールアドレス宛てに、発給番号等が記載されたメールが届きます。
これでETA(ETAS)の申請と取得が完了しました!
申請は旅行者本人のみ可能
2025年1月時点で、オーストラリアのETA(ETAS)は旅行者本人のみが申請可能。
旅行代理店や航空会社などの代行サービスを通してのETASの申請はできませんので注意しましょう。
ただし、一緒に渡航予定の家族のETA(ETAS)を代理で申請するのは可能です。
ETA申請後、内容の修正はできないので注意!
ETASの申請が完了し、許可が下りた後での申請内容の修正はできません。
氏名や生年月日、パスポート番号などの入力した情報に誤りがあった場合、そのETASは無効となり、再度申請料を払って新たに正しい情報でETAを取得し直す必要があります。
時間と費用を無駄にしないためにも、入力内容に間違いがないかよくチェックしながら進めてくださいね。
ETA(ETAS)申請後の確認方法
ETA(ETAS)を申請してから結果が出るまでの所要時間は、通常数時間〜数日程度です。ビザ申請時よりもスピーディーに結果が出るのも大きな特徴ですね。
ETASの申請状況は、公式アプリのホーム画面下部メニュー内「Visa Check」から確認できます。「Granted」であれば承認済みです。
なお申請が許可された場合、登録したメールアドレス宛にも発給番号等が記載されたメールが届きます。
メール内容を印刷する必要はありませんが、不安な場合は念のため発給番号をメモしておきましょう。
よくある質問
いつまでにETA(ETAS)を申請すればいい?
オーストラリア政府は、渡航の数日前までに申請することを推奨しています。
通常、ETA(ETAS)は申請後すぐに許可されることが多いですが、システム状況や申請内容によっては時間がかかる場合も。遅くとも渡航の三日前など、余裕を持って申請するようにしましょう。
有効なビザを保有している場合、ETA(ETAS)の申請は必要?
有効なオーストラリアのビザ(ワーキングホリデービザ、就労ビザ、学生ビザ、配偶者ビザなど)を保有している場合は、ETA(ETAS)を申請する必要はありません。
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オーストラリアでフライトを乗り継ぎするだけの場合、ETA(ETAS)は必要?
Transit Without Visa(TWOV:無査証通過)と呼ばれる制度があり、条件によってはETA(ETAS)を取得不要で乗り継ぎが可能です。その条件とは、「乗り継ぎ時間が8時間以内」かつ「空港の外に出ない」こと。上記を満たさない場合、ETA(ETAS)の申請が必要です。また上記の条件を満たしていても、航空会社によってはETASの取得を推奨していたり、搭乗手続き時に確認する場合があります。万が一乗り継ぎ便に遅延や欠航が発生した場合トラブルになる可能性が高いので、TWOVの条件を満たしていても、ETA(ETAS)を取得しておくのがベターと言えるでしょう。
パスポートを更新した場合、新しいETA(ETAS)の申請は必要?
ETA(ETAS)はパスポート情報と紐付けられているため、パスポート番号や有効期限などが変更になると以前のETA(ETAS)は有効期限内であっても使用できなくなります。
パスポートを更新した場合、新しいパスポート情報でETA(ETAS)を申請する必要があります。
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