日本有数の観光地、石垣島。
老若男女問わず訪れる沖縄観光のなかでも、人気なのが石垣島を含む八重山諸島を巡るアイランドホッピング!
それぞれ独特の特徴をもつ島々に魅せられて、離島巡りをする旅行客が後を絶ちません。
八重山諸島を代表する6つの島の特徴はこちらの記事をご覧ください。
今回は、石垣島で離島巡りを初めてする方や、八重山諸島を制覇したいという方におすすめの、超お得な乗り放題パスを紹介します!
目次
- アイランドホッピングパスとは?
- アイランドホッピングはどんな人におすすめ?
- アイランドホッピングパスの種類と料金
- アイランドホッピングパスの注意点
- サンプル旅程
- 離島ターミナルへのアクセス
アイランドホッピングパスとは?
アイランドホッピングパスは、八重山諸島の離島をお得に巡ることができる、フェリーの乗り放題チケットのこと。
竹富島・小浜島・黒島・西表島・鳩間島・波照間島に就航している観光定期便(貨物船除く)なら、全便乗車が可能です。
決められた期間内なら乗車回数の制限もなし!自分のペースで旅ができるお得なチケットです。
お得で効率よく島を巡ることができるアイランドホッピングパスをオンライン上で事前予約できるのはKLOOKだけ!(※2021年3月現在)
即時予約可能で、キャンセルは24時間前まで無料です。
交通費をお得に済ませて、沖縄のグルメやアクティビティをひとつでも多く楽しみましょう。
アイランドホッピングはどんな人におすすめ?
八重山の離島へ渡るフェリーは石垣島~離島の航路が大半を占めています。そのため、複数の島へ行く場合はその都度、石垣島からの往復料金を支払わなければいけません。
各島へのチケット料金は往復で1,160円~5,990円と異なりますが、2~3以上の離島を訪れるならアイランドホッピングパスの方がお得に!
また離島間の航路も料金に含まれているので、本数が限られていたり事前予約が必要だったりしますが、うまく活用すればより効率よく離島巡りができます。
アイランドホッピングパスの種類と料金
アイランドホッピングパスは、「有効期間」と「波照間航路の有無」によって料金が異なります。
行きたい島の数やフェリーを利用したい日数に応じて選択できるため、旅を自由にカスタマイズできるのも魅力です。
1. 乗り放題パス(波照間航路なし)
アイランドホッピングパスの有効期間は連続する3日間・4日間・5日間の3つから選ぶことができ、料金は以下のとおり。
有効期間が1日増えるごとに、プラス1,000円(大人)。有効期間が長くなるほど、さらにお得感が増します。
有効期間 | 大人 | 小人 |
---|---|---|
3日間 | 6,800円 | 3,400円 |
4日間 | 7,800円 | 3,900円 |
5日間 | 8,800円 | 4,400円 |
※小人は6~11歳、6歳未満のお子さまは大人ひとりにつき1名無料
※2021年3月現在
たとえば、3日間で竹富島、鳩間島、西表島(上原港)へ行く予定の場合
- 石垣島〜竹富島 1,160円(往復)
- 石垣島~鳩間島 3,970円(往復)
- 石垣島~西表島(上原港) 3,970円(往復)
とそれぞれ、往復チケットの料金が発生してしまい、合計額は9,100円。
それに比べて、アイランドホッピングパスは3日間で6,800円と2,300円もお得!
フェリーに乗れば乗っただけお得度は高くなります。
2. 乗り放題パス(波照間航路あり)
波照間島に行くならこちらを!船会社が運行している観光定期便の全便、乗り放題が可能です。
有効期間 | 大人 | 小人 |
---|---|---|
3日間 | 12,000円 | 6,000円 |
4日間 | 13,000円 | 6,500円 |
5日間 | 14,000円 | 7,000円 |
※小人は6~11歳、6歳未満のお子さまは大人ひとりにつき1名無料
※2021年3月現在
波照間島といえば、「ニシ浜」をはじめとした美しい「波照間ブルー」の海。
波照間島へ行った日があいにくの天気だったとしても、乗り放題パスなら気楽にリベンジできます!
通常、波照間島の往復は5,990円(大人)、リベンジしたら2往復で11,980円。ですが、この乗り放題パスなら3日間で12,000円なので十分元が取れますね。
アイランドホッピングパスの注意点
アイランドホッピングパスはとてもお得で便利ですが、いくつか注意したい点もあります。
1. 乗船の予約ができない
アイランドホッピングパスを利用する場合は、乗船予約ができません。そのため、時間に余裕を持って港へ行くのがおすすめです。
一方で、乗船予約ができないというデメリットも、南国沖縄ではメリットになることもあります。
確かに予約をすれば、必ず乗船できるという確約が得られるので安心できます。が、沖縄、特に離島は、とにかく時間の流れがゆっくり。
決められた時間までにせかせか観光するのが、だんだん嫌になってしまうこともしばしば…。
時間の制約がないパスは自分の好きなときに乗船できる。自分のペース「沖縄タイム」で旅ができる!だからこそ、満足度の高いチケットになるはずです。
2. 乗船区間ごとに窓口に行く必要がある
アイランドホッピングパスは、パスを提示するだけで乗船できるわけではありません。
船会社のデスクまたは各港のスタッフにパスを提示の上、乗船券と交換する必要があります。
しかし料金はすでに払っているので、お金を支払ったり荷物から財布を探したりという煩わしさは減ります。
サンプル旅程1:初心者向け
離島めぐり初心者さんには移動時間の短い竹富島や小浜島がおすすめです。丸一日遊べる日は西表島でアクティビティを楽しみましょう。
料金比較
- アイランドホッピングパス(4日間 / 波照間航路なし):7,800円
- チケット単体購入の場合:9,420円
行き先 | 行き | 帰り | 往復料金 | |
---|---|---|---|---|
1日目 | 竹富島 | 13:00 | 17:50 | 1,160円 |
2日目 | 西表島 | 7:10 | 17:30 | 3,970円(上原港) |
3日目 | 黒島 | 7:50 | 17:45 | 2,230円 |
4日目 | 小浜島 | 8:00 | 14:45 | 2,060円 |
1日目
石垣島へ午前中に到着。午後は、近くの竹富島で古き良き沖縄の景色を楽しもう。
2日目
西表島でがっつりアクティビティ!へとへとになるまで大自然を満喫。
3日目
美しいサンゴと熱帯魚を探しに、シュノーケリングスポットの黒島へ。
4日目
離島めぐり最終日は、小浜島の展望台から八重山の島々を眺めて思い出にひたろう。
サンプル旅程2:上級者向け
すでに離島めぐりをしたことのある上級者さんは、八重山諸島の中でもニッチな島へ行ってみて!
波照間島へのフェリーは欠航しやすいので、島へ渡るにはレベルが少し高めです。
旅程は余裕をもって組むのがおすすめ!リベンジできるパターンの予定組をしておくといいかも…。
料金比較
- アイランドホッピングパス(5日間 / 波照間航路あり):14,000円
- チケット単体購入の場合:16,160円
行き先 | 行き | 帰り | 往復料金 | |
---|---|---|---|---|
1日目 | 黒島 | 13:00 | 17:45 | 1,160円 |
2日目 | 波照間島 | 8:00 | ー | 2,230円 |
3日目 | 石垣島 | ー | 13:15 | ー |
4日目 | 西表島 | 7:10 | 17:30 | 3,970円(上原港) |
5日目 | 鳩間島 | 8:30 | 16:05 | 3,970円 |
1日目
まずは手始めに黒島へ。のんびりとした島で離島に来たことを実感。
2日目
波照間島でエメラルドグリーンの海や満天の星空を。この日は波照間島に宿泊。
3日目
波照間島を十分に楽しんだら、一旦石垣島へ帰島。
4日目
沖縄は海だけじゃない!西表島のジャングルで、マイナスイオンをいっぱい吸収しよう。
5日目
離島めぐりでも足を運ぶ人が少ない鳩間島で、最後まで圧倒的な非日常を。
離島ターミナルへのアクセス
離島ターミナルへのアクセスや周辺情報、離島めぐりのポイントについては、以下の記事で詳しくまとめています。
フェリーチケット単体を購入する方法についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
手軽&安心な日帰りツアーも
ツアーは、観光のプロによって綿密なスケジュールが立てられたもの!そのため、各島で外せない定番スポットを効率よくまわることができます。
手っ取り早く楽しみたい方は、人気ツアーおすすめ6選もチェックしてみてくださいね。
本島から行ける沖縄の離島はこちらの記事をチェック!