多くの島々がある沖縄県。その中でも最も南にあるのが人気観光地「石垣島」を含む八重山諸島。
石垣島内にも有数な観光名所もたくさんありますが、個人的に絶対に欠かせないのが離島巡りです。
石垣島を含む八重山諸島の島々は、その島によって雰囲気が異なり、楽しみ方もさまざま。
海外にも引けをとらない綺麗なビーチ、世界有数の美しいサンゴ礁、日本であることを忘れてしまう大自然など…。
今回は八重山諸島に魅了されてやまない筆者が、八重山諸島を代表する6つの島をご紹介します!
日帰りから宿泊がおすすめの島まであるので、自分にぴったりな離島を探してみてはいかがでしょう。
1. 竹富島
石垣島から高速船で10~15分の距離にある竹富島。1日の便数も多く、日帰りで行けることから八重山諸島の離島巡り初心者でも気軽に足を運びやすい島です。
とはいえ竹富島に魅了されたリピーターも多く、離島の中では一番の人気を誇ります。
赤瓦の屋根でできた建物が立ち並ぶ集落に道路はすべて白い砂。古き良き沖縄の風景が今も残されているのが最大の魅力。
竹富島の移動は基本レンタサイクル。島の周囲が約9kmしかないため、1日あれば島内をのんびり観光できます。
写真を撮るときは、ぜひこんな感じで南国らしさ全開のお花を入れるのを忘れずに!
そして竹富島といえば水牛車!
2. 小浜島
小浜島は八重山諸島のほぼ中央に位置する離島。石垣島からは高速船で25~30分で、便数も多いため竹富島とならんで日帰りで行ける島として人気です。
NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台にもなっていることでも有名。島内唯一の山岳「大岳(ウフダキ)」にある展望台からは360°の大パノラマの景色を望めます。
コバルトブルーの海や天気が良ければ遠くの波照間島まで見渡せる超絶景!
島内は広く起伏が激しいので、レンタルバイクやレンタカーがおすすめです。ちなみに筆者は島内をドライブ中、なんと野生のクジャクに会えました!
高級リゾートホテル「はいむるぶし」や「星野リゾート リゾナーレ小浜島」もあるので、ホテルステイ中心にのんびり過ごしたい方にもおすすめです。
3. 黒島
島がハートの形をしていることから「ハートアイランド」の愛称で親しまれている黒島。人口よりも牛のほうが多く、牧畜が盛んな島です。
島内のほとんどが牧場ですが、周辺海域は「石西礁湖」という日本最大級のサンゴ礁群域。透明度も高く、サンゴ礁が生息していることから色鮮やかな熱帯魚もたくさん!
世界中からダイバーが集まってくるほど、人気の高いダイビングスポットのひとつです。
島には大規模なホテルはなく、こじんまりとした民宿が数軒あるのみ。沖縄らしいのんびりとした時間を体感したい方におすすめの島です。
4. 西表島
西表島は沖縄県内で2番目に広い島。島のほとんどがジャングルに覆われている、八重山諸島の中でも異彩を放つ島です。
自然豊かな島内では天然記念物の「イリオモテヤマネコ」や日本に生息するワシ類で最も小さい「カンムリワシ」など、珍しい動物たちが多く生息しています。
ジャングルの中にはマングローブや滝が多く点在し、カヤックやトレッキングなどのアクティビティツアーが人気。海というよりは沖縄らしい亜熱帯の自然を楽しみたいという方におすすめです。
石垣島からは約45分でいけますが、西表島でできるアクティビティは数多くあるので、日帰りでは少しもったいないかも…。
ちなみに西表島は船の発着が「大原港」と「上原港」の2箇所に別れているので、目的地に応じて選んでくださいね。
5. 鳩間島
鳩間島は八重山諸島の中でもあまり観光化が進んでいない島。未開拓のビーチも多く、沖縄らしさが手つかずのまま残されているのが魅力です。
そのため、道路もほとんど未舗装なのでレンタサイクルだと少し大変。島を1周するのに歩いても1時間ほどなので、ゆっくり散歩するのがおすすめ!
「鳩間ブルー」とも言われる美しい海も必見です。
商店や飲食店はわずかしかないので、島を散歩するときはあらかじめ飲み物を持参することをお忘れなく!
時間に追われる忙しい日々や、都会の騒がしさから少し距離を置きたい方は穴場とも言える鳩間島でリフレッシュしてみてはいかがでしょう。
6. 波照間島
波照間島は日本における有人島で最南端に位置する島です。島内にある「日本最南端の碑」は人気の撮影スポット。
ハテルマブルーと呼ばれる、エメラルドグリーンに輝く「ニシ浜」は、波照間島に訪れたなら一度は足を運んでほしいビーチです。
夜には手が届きそうなほど満点な星空が広がり、12~6月にかけては南十字星も見ることができることでも有名です。
波照間島にはホテルはなく、ほとんどが民宿やゲストハウス。旅人同士での交流もあり、一人旅で訪れている人も多いので、旅友だちができるかも!
石垣島からはおよそ60分、1日の便数は3便。
波照間島までは外洋を通ることから波の影響を受けやすく、欠航となることも多いのでスケジュールには注意が必要。
船の揺れが激しいことも多々あるので、不安な方は酔い止めをお忘れなく!
フェリーに乗るには?料金、システム、事前予約など
各離島へ渡るには、離島ターミナルの各船会社デスクでチケットを購入するか、インターネットでの事前予約が必要。
当日購入も可能ですが、繁忙期には予定していた時刻のフェリーに乗れないことも…。人気の航路や時間帯はすぐに満席になってしまいます。
KLOOKでは、石垣島から離島へ渡るフェリーの往復チケットを事前に予約できます!行く場所や人数、日にちを入力するだけの簡単操作。
往路を利用する日の2日前までに予約が必要ですが、復路は往路のチケット引き換えから14日以内であればどの便でも利用できます。
チケットカウンターに長蛇の列ができているとフェリーに乗れるのかドキドキしますが、事前予約をしていれば安心ですよ。
24時間前までキャンセル無料なので、ぜひ早めのご予約を!
離島巡りはツアーや乗り放題パスもおすすめ
ツアーは、観光のプロによって綿密なスケジュールが立てられたもの!そのため、各島で外せない定番スポットを効率よくまわることができます。
手っ取り早く楽しみたい方は、人気ツアーおすすめ6選もチェックしてみてくださいね。
色んな島をまわりたい!という方は、お得なフェリー乗り放題パスを使い倒すのもおすすめ。お得なアイランドホッピングパスの詳細は、以下の記事でご確認ください。
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