沖縄本島まで来たらぜひ慶良間へ
世界屈指の透明度を誇る、慶良間諸島の海。
2014年に国立公園に指定されて以来、ますます注目を集めているスポットです。
世界に愛される通称「ケラマブルー」の海を体感するなら、シュノーケリングは外せません!
慶良間諸島の中でも人気の島「渡嘉敷島」なら、沖縄本島から最短40分で行くことが可能。
日帰りでも楽しめるので、沖縄本島を訪れる際にはぜひ足をのばしてみたいところです。
今回は慶良間でシュノーケリングをしたい方必読!個人で行く場合のポイントやツアーの選び方などを徹底解説します。
目次
- 慶良間でシュノーケリング、個人で行ける?
- 慶良間シュノーケリングツアーのメリット
- 慶良間シュノーケリングツアーの選び方
- 慶良間シュノーケリングツアー体験レポ
慶良間でシュノーケリング、個人で行ける?
慶良間諸島は沖縄本島から西に40kmの距離にあり、大小約20の島々から成り立ちます。そのうち有人島は、渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島の4島のみ。
いずれも那覇の泊港からフェリーまたは高速船で行くことが可能です。
しかしいずれの島も、代表的なシュノーケリングスポットは港から離れた場所にあります。
代表的なビーチ | 港からの移動手段 | |
---|---|---|
渡嘉敷島 | 阿波連ビーチ | 車またはバスで15分 |
座間味島 | 古座間味ビーチ | 車またはバスで5分 徒歩20分 |
阿嘉島 | 北浜ビーチ | 車で5分 徒歩20分 |
※阿嘉島にタクシー / レンタカーはありません。
座間味島や阿嘉島の場合は歩いて行くことも可能ですが、沖縄の太陽の下での徒歩20分はなかなかキツいはず。
ましてや初めて行く場合は不慣れなことも多く、個人で行くのはちょっと難易度が高いかもしれません。
日帰りで訪れる際は特に、ツアーに参加してしまうのが確実かつ簡単でしょう。
個人で行く場合の移動手段
渡嘉敷島までのフェリーの予約方法・島内の移動手段は、こちらで紹介しています。
阿嘉島までのフェリーの予約方法、島内の移動手段はこちらで紹介しています。
慶良間シュノーケリングツアーのメリット
慶良間でシュノーケリングを楽しむのに、ツアーを利用するメリットは次のとおり。
1. 移動の心配がない
ツアーのメリットはこれに尽きます。不慣れな旅先で移動の心配をすることなく、確実にシュノーケリングが楽しめます。
慶良間諸島は特に、本島のように公共交通機関が整っていません。阿嘉島にいたってはタクシーやレンタカーすらないので、ツアー参加が手っ取り早いんです。
2. 手ぶらで楽しめる
自前のシュノーケリングセットを持っていくとなると、スーツケースがパンパンになってしまうことも…。
ビーチによっては現地でレンタルできる場合もありますが、繁忙期などは在庫切れになってしまうこともあり安心できません。
※ツアーによって別途レンタル料金がかかる場合があります。
3. その日の海況でベストなポイントに行ける
特定のポイントに行くツアーでない限り、沖縄本島発の慶良間シュノーケリングツアーでは、その日の海況によってシュノーケリングスポットが変わることがほとんど。
これはつまり、慶良間の海を知り尽くしたガイドによって、その日一番綺麗なスポットに行けるということ。
せっかく慶良間に行くなら、ベストな状態の「ケラマブルー」を楽しみたいですよね!
慶良間シュノーケリングツアーの選び方
慶良間の海を楽しむシュノーケリングツアーを選ぶ上で、注目したいポイントは主に3つ。
- 所要時間
- 集合場所
- 目的地
沖縄本島発の日帰りツアーだけでも色々とあるので、これら3つのポイントを抑えた上で、料金やツアー内容を比較するとよいでしょう。
1. 所要時間(半日 or 1日)
実は慶良間シュノーケリングツアーの中には半日でサクッと楽しめるものもあります。
「限られた時間の沖縄旅行で、できるだけ色んな体験をしたい!」という方は、半日ツアーに参加するのもオススメ。
こちらは魚の餌付け体験もできるほか、那覇市内のホテル送迎も含まれています。
一方で、せっかくなら1日たっぷり時間をかけて慶良間の海を満喫したい方にはこちら。
さらにランチや魚の餌付け体験、お好みのマリンスポーツ1種類、那覇市内ホテル送迎も含まれています。
2. 集合場所(ホテル送迎付き or 港集合)
沖縄本島から慶良間への日帰りツアーは、集合場所も様々。
一般に公共の高速船やフェリーを使う場合は泊港集合が多く、催行会社の船を使う場合は別の港やショップに集合がほとんどです。
上で紹介したツアーのようにホテル送迎付きのものもありますが、ほぼ「那覇市内のホテル」に限定されています。
一方で那覇から離れ、沖縄中部や北部に滞在する方におすすめなのが、北谷発の阿波連ビーチ上陸ツアー。
こちらは、北谷発で渡嘉敷島に上陸できるプランとしては唯一のツアーなんです。(※2021年7月現在)
最近沖縄旅行の拠点として人気が高まっている北谷ですが、北谷から慶良間諸島までのフェリー乗り場(泊港)までは車で50分ほど。泊港への行き方はこちら。
沖縄中部〜北部に滞在する方にはイチオシなんです。
ツアーでは午前中に慶良間周辺の2ポイントでシュノーケリングやダイビングを楽しんだあと、渡嘉敷島へ。
渡嘉敷島ではもちろん、阿波連ビーチまでの送迎付き。さらにランチではカレーライスが食べ放題です!
3. 目的地(ビーチに上陸するかどうか)
慶良間のシュノーケリングツアーは、ビーチ(島)に上陸するものと、終始ボートの上で過ごすものの2種があります。
前者の場合は、島やビーチの名前がツアー内容で確認できるはず。
後者の場合は、その日の海況によってベストな場所を案内してくれる楽しみがあります。
ビーチに上陸するツアー例
渡嘉敷島を代表するビーチ「阿波連ビーチ」に気軽に行くならこちら!
往復の船や、港とビーチ間の送迎、ランチまで全て含まれています。
渡嘉敷島までのフェリー往復料金は通常3,210円(大人)なので、たったプラス2,290円で島内の移動やランチが手配できることになります!
沖縄本島からわずか20分の「ナガンヌ島」は、近年じわじわ人気を集めているスポット。
那覇から一番近い慶良間諸島ですが、定期便の運行がないため個人では行くことができません。
こちらも往復の船やランチが含まれていてお得です!
ビーチに上陸しないツアー例
1日かけて2〜3のポイントを巡る、慶良間の海を大満喫できるシュノーケリングツアー。
その日の海況によってベストなポイントを案内してくれるので、シュノーケリング好きの人も大満足できるはず。
今回こちらのツアーをKLOOKメンバーが実際に体験してきたので、以下で詳しく紹介します!
慶良間シュノーケリングツアー 体験レポ
今回のツアーは、KLOOKで予約すれば500円お得に。
6歳以上から参加でき、ランチ、飲み物、シュノーケリングセットのレンタル、水中写真サービス、那覇市内のホテル送迎付きです。
KLOOK割引料金 | |
---|---|
大人 |
|
小人 (6〜12歳) |
|
集合場所に直接行く場合は、国際通りから車で15分ほどの場所にある「マリンハウスシーサー那覇店」へ。(Googleマップはこちら)
駐車場は店舗近くの漁港にあって無料です。
店舗では貴重品や船に持っていかないものを預けることができ、水中カメラをレンタルすることもできます。(※2,980円 / SDカード付き)
参加申込書の記入や、ウェットスーツなどのサイズ合わせなどの準備が完了したら、着替えや日焼け止めなどを持ってバスへ。船まで移動します。
船は結構揺れることがあるため、心配な方は事前に酔い止めを飲んでおくとよいでしょう。
船内には「けらままっぷ」が。30以上あるスポットは個人では行けないところばかり。
この日も海況にあわせてベストなスポットに案内してくれるとのことです。
早速ひとつ目のポイントでシュノーケリング開始!
海に入って、その透明度の高さに驚きます。まるでプールのよう!
お魚もいっぱいで、ニモも発見!ドーンとたたずむナマコの大きさに驚いたり。海の中の世界を存分に楽しめます。
次のポイントでは、念願のウミガメにも会えました!
ラッキーなことにこの日は2回もウミガメに遭遇できましたが、ガイドの方いわくツアー中1回は見れることが多いとのこと。
お昼ご飯は船の上で。慶良間ブルーの海を眺めながらのランチは格別!
ちなみにツアー中、飲み物(お水・温かいお茶)はいつでも自由に飲むことができます。
最後となる3つ目のポイントは深さもそこそこあり、スキンダイビング(素潜り)にも挑戦してみたり。
ポイントによって見られる珊瑚やお魚の種類が様々で、最後の最後までシュノーケリングを満喫しました。
シュノーケリング中はガイドの方が写真を撮影してくれ、データを無料でプレゼントしてくれます。
海の中から水面を見上げた、こんなショットも!
太陽の光でキラキラと輝く珊瑚礁の美しさは忘れられません…。
慶良間の海を堪能したい方には、間違いなくオススメのツアーです!
シュノーケリング終了後は、ボート内でシャワーの利用が可能。バスタオルも貸してもらえ、更衣室で着替えます。
水着さえあれば手ぶらで楽しめちゃう、本格的な慶良間シュノーケリングツアー。KLOOKなら500円割引です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
沖縄に行くならこちらもチェック
沖縄本島で外せないアクティビティをご紹介!
2020年にオープンしたばかりのDMMかりゆし水族館は、一度は訪れておきたいところ。那覇空港から車で20分と、アクセス良好です。
青の洞窟(真栄田岬)は、幻想的な絶景が楽しめる本島屈指の人気スポット。シュノーケリングとダイビング、どちらもオススメです!
沖縄の映えスポット「東南植物楽園」は青の洞窟から車で20分ほど。青の洞窟を楽しんだ後に訪れるのもオススメです!
美ら海水族館や古宇利島、アメリカンビレッジなどの主要スポットを巡る日帰りツアーは、コスパ満点で大人気!
沖縄本島のエリア別おすすめ観光スポットは、以下の記事で紹介しています。