世界有数の透明度を誇る、慶良間諸島の海。
慶良間諸島へは沖縄本島から日帰りで行くこともでき、那覇の泊港(とまりこう)からフェリーまたは高速船を利用します。
目次
- とまりん(泊港)って?
- 那覇空港からのアクセス
- とまりん(泊港)から行ける島
- フェリーの予約方法
- 周辺情報(お弁当 / ホテル / レンタカー)
とまりん(泊港)って?
「とまりん」とは、沖縄本島と離島を結ぶ船舶が停泊する旅客ターミナル。
正式名称は「泊ふ頭旅客ターミナルビル」です。
各定期船のチケット売り場や待合所、コンビニやお土産屋さんなどがあります。
那覇空港からのアクセス
那覇空港から泊港までは、車で15〜20分ほど。
バスで行くのがもっとも安い(240円)ですが、約25分と少々時間がかかります。
一方タクシー(車)がもっとも早くて楽ですが、料金が1,500円前後と他に比べて高め。
朝夕の通勤ラッシュ時など、那覇市内の渋滞は日常茶飯事です。バスやタクシーの場合は特に、時間に余裕を持って計画すると安心できるでしょう。
バスの場合
バスは約25分で、240円。
那覇空港1階のバス乗り場から「99番 天久新都心線」に乗り、「泊高橋」で下車。すぐ目の前が泊港です。
※他の路線でも「泊高橋」に行くことができます。
車の場合
那覇空港から泊港まで、車で15〜20分ほど。
泊港の駐車場は2か所あり、収容数はそれぞれ600台と60台。駐車料金はこちらで計算できます。
繁忙期は満車になることも。周辺に民営の駐車場もいくつかありますが、不安な方は公共交通機関を使うのが安心ですね。
離島に車を持っていくことも可能
フェリーとかしき、フェリーざまみの場合は車両(車、自転車、オートバイ)の積み込みが可能です。
料金はフェリーとかしきが6,670円〜、フェリーざまみが9,320円〜。※いずれも片道。2021年5月現在。
車両の予約は電話のみ。出港の1時間前(フェリーざまみは2時間前)までに受付を済ませる必要があります。
タクシーの場合
那覇空港から泊港まで、タクシーで15〜20分ほど。料金は1500円前後で、7番の「中・近距離タクシー乗り場」から乗車します。
以下の2つに乗船する場合、とまりんのビルから乗り場が徒歩10分ほどと離れているため、「北岸(ほくがん)船客待合所」を行き先に指定すると便利です。
- 高速船「マリンライナーとかしき」(渡嘉敷島行き)
- 高速船「クイーンざまみ」(座間味島行)
※チケット購入も高速船の前にあるチケット売り場にて出港1時間前から購入可能です
モノレールの場合
那覇空港からモノレールで「美栄橋」駅まで約14分で、300円。そこから徒歩で10分ほどかかります。
とまりん(泊港)から行ける島
泊港からは慶良間諸島をはじめとした8つの島に行くことができます。
慶良間諸島
- 渡嘉敷島
- 座間味島
- 阿嘉島
沖縄諸島
- 久米島
- 渡名喜島
- 粟国島
大東諸島
- 北大東島
- 南大東島
フェリーの予約方法
泊港から各島への船はそれぞれ管理団体が異なるため、予約方法もそれぞれ異なります。
※最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
渡嘉敷島行き(フェリーとかしき / マリンライナーとかしき)
渡嘉敷島に行くには2つの船があり、所要時間はフェリーが約70分、高速船が約40分。
高速船の方が早く着けますが、料金も高めです。
渡嘉敷島への行き方は、以下の記事で徹底解説しています。
座間味島 / 阿嘉島行き(フェリーざまみ / クィーンざまみ)
座間味島と阿嘉島は那覇から同じ航路で結ばれていて、2つの船があります。
フェリーの場合の所要時間は、阿嘉島まで約90分、渡嘉敷島まで約2時間。高速船の場合は阿嘉島まで約50分、座間味島まで約70分です。
※便によっては阿嘉島を経由しないものもあります。
阿嘉島への行き方は、以下の記事で徹底解説しています。
久米島 / 渡名喜島行き(フェリー琉球 / ニューくめしま)
久米島と渡名喜島は那覇から同じ航路で結ばれていて、久米商船が運営するフェリーで行けます。
所要時間は、久米島まで約3時間(渡名喜島を経由する場合は約3時間半)、渡名喜島まで約115分です。
チケットは泊港の窓口または電話(098-868-2686 / 10時〜17時)で予約できますが、WEB予約が便利!
GWやお盆などの繁忙期は、予約をした場合も3日前までに窓口での発券が必要。一方WEB予約なら事前決済なので、わざわざ泊港に行く必要がありません。
また窓口購入の場合、購入日からキャンセル料金が発生しますが、WEB予約なら7日前まで無料です。
大東諸島行き(だいとう)/ 粟国島行き(フェリー粟国)
大東諸島行きの「だいとう」と、粟国島行き「フェリー粟国」の予約方法は、泊港の窓口または電話のみになります。(※一部旅行代理店の取り扱いあり)
詳細はとまりん公式Webサイトをご確認ください。
周辺情報(お弁当 / ホテル / レンタカー)
1. お弁当
行く先の島によっては飲食店の数が少なく、ビーチでランチを楽しみたい場合など、本島からお弁当を持って行くのもオススメ。
とまりん(泊港)の中には、コンビニとかまぼこ店があり、午前中の船が出港する時間帯には、かまぼこ店の前にお弁当がずらりと並ぶことも。
また北岸船客待合所のすぐ近くにある「わかさ弁当 泊店」もオススメ。
チケット窓口からは歩いて5分ほど。地元の人にも人気の、リーズナブルで美味しいお弁当屋さんです。
2. ホテル
泊港周辺には、リーズナブルなビジネスホテルを始め、様々なホテルが集まっています。
そのため那覇に前日入りする場合や、船が欠航になってしまった場合でも安心。
とまりんのビルの6階〜15階にもホテル「かりゆしアーバンリゾート・ナハ」があり、客室からは泊港や慶良間諸島が一望できます。
3. レンタカー
離島だけでなく本島の観光もする場合は、泊港周辺にあるレンタカー会社を利用するのもオススメ。
帰りのフライトの前も、那覇空港で返却するより泊港周辺の方が楽だったりします。(那覇空港の場合、空港〜店舗間の送迎があったりとタイムロスが多い)
また繁忙期で那覇空港周辺のレンタカーがいっぱいでも、泊港周辺なら空きがあるというケースも。
泊港〜那覇空港まではタクシーで15〜20分ほど。料金も1,500円前後なので、返却後も空港まで楽々移動できます。
日帰りで慶良間を楽しむならツアーもオススメ
離島旅は個人で行くのもいいですが、島によっては現地での移動手段に困ったりすることも。
ビーチを楽しむだけならツアーを活用するのもオススメです!
慶良間諸島の中でも人気の「渡嘉敷島」なら、日帰りツアーも豊富。
1. 渡嘉敷島|阿波連ビーチ&とかしくビーチ(泊港発)
渡嘉敷島の2大ビーチが1日で楽しめるツアーって、実はなかなかありません。(唯一かも…?)
渡嘉敷島までの往復の船はもちろん、港や各ビーチ間の専用送迎車、ランチまで含まれているので、移動手段に悩むことなく1日楽しめます。
「阿波連ビーチ」と「とかしくビーチ」の特徴や行き方などは、以下の記事で紹介しています。
2. 渡嘉敷島|阿波連ビーチ(泊港発)
渡嘉敷の阿波連ビーチだけならこちらのツアーがオススメ!
こちらも往復の船や、港とビーチ間の送迎、ランチまで全て含まれています。
料金設定もとても良心的で、フェリーの場合 5,500円(大人)。
フェリーの往復料金は通常3,210円(大人)なので、たったプラス2,290円で島内の移動やランチが手配できることになります!
3. 渡嘉敷島|阿波連ビーチ&慶良間シュノーケル(北谷発)
沖縄本島で中部〜北部にステイする方には、こちらの阿波連ビーチ&慶良間シュノーケルツアーがオススメ。
北谷発で渡嘉敷島に上陸できるプランとしては唯一のツアーなんです。(※2021年6月現在)
午前中に慶良間周辺の2ポイントでシュノーケリングやダイビングを楽しんだあと、渡嘉敷島へ。
渡嘉敷島ではもちろん、阿波連ビーチまでの送迎付き。さらにランチではカレーライスが食べ放題です!
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