タイのリゾート地といえばプーケットやパタヤが有名ですが、わずか20数年の間に人気が急上昇したのが「ピピ島」です。
プーケットやクラビからアクセスしやすく、さらに日帰りで楽しめるのが魅力。とはいえ、ボートの乗船が必須となるため、ツアーに参加するのが便利です。
そこで今回は、ピピ島の見どころやオススメのツアーを紹介します!
目次
- ピピ島って?
- ピピ島の楽しみ方
- ピピ島の見どころ
- ピピドン島(トンサイベイ周辺・ローダラムベイ・モンキービーチ)
- ピピレイ島(マヤベイ・ピレーラグーン・バイキングケープ)
- バンブー島
- ピピ島ツアーの選び方
- おすすめツアー4選
- ①プーケット発ピピ島ツアー
- ②クラビ発ピピ島ツアー
- ③クラビ発ピピ島半日プライベートツアー
- ④ピピドン島発プライベート ロングテールボートツアー
ピピ島って?
「ピピ島(ピーピー島)」はタイのリゾート地であるプーケットの南東にあります。
ピピ島の魅力は、手つかずの大自然を大いに満喫できるところ。大きなショッピングモールや賑やかなナイトスポットはありませんが、タイの秘境とも神秘の楽園とも言われるほどの美しい海と砂浜、絶景が迎えてくれます。
2000年に公開された映画「ザ・ビーチ」のロケ地となったことで話題を集め、世界中から旅行者が訪れるようになりました。
ベストシーズンは、乾季〜暑季にあたる11月〜5月頃とされています。
ピピ島の楽しみ方
ピピ島には、プーケットやクラビから船でのみアクセス可能で、フェリーで約2時間、スピードボートで約1時間かかります。(船酔いしやすい方は、酔い止め予防薬をお忘れなく!)
個人で訪れることもできますが、途中で船を乗り換えることなくピピ島巡りを楽しめる日帰りホッピングツアーに参加するのがオススメです。
数々の見どころに立ち寄りつつ、ビーチでのんびりしたりシュノーケリングを楽しんだりと、ピピ島の魅力を堪能できること間違いなしです!
Klookでピピ島の魅力を再発見
バンブー島、モンキービーチなど、ピピ島周辺の見どころはこちらをチェック!
ピピ島の見どころ
ピピ島はピピドン島・ピピレイ島・バンブー島・モスキート島・ビダ島(ビダノーク・ビダナイ)からなる大小6つの島で構成されています。
観光の中心となるのは、主にピピドン島・ピピレイ島・バンブー島です。それぞれの島の見どころを紹介します!
ピピドン島
ピピ島でもっとも大きな島であり有人島。プーケットやクラビからのフェリーが到着するのもピピドン島の船着き場です。ピピ島でホテルがあるのはこの島のみ。
トンサイベイ周辺
フェリーが到着するトンサイベイの桟橋を渡った先にある、賑やかなエリア。カフェやレストラン、土産店やマッサージ店が軒を連ねており、おなじみのハンバーガーショップもあります。
ローダラムベイ
ピピドン島のメインビーチで街からも近く、賑やかなビーチ。広い浅瀬が続いており、小さなお子さんも遊びやすいです。オープンカフェやビーチでゆっくりと過ごすのもオススメ!
モンキービーチ
ピピドン島にありながら陸路からはアクセスできず、ボート乗船が必須です。野生のサルがおり、泳いでいたりビーチでくつろいでいたりと自由気ままに過ごしている様子を見られます。近づき過ぎることなく距離を保つのがオススメ。
小さなビーチなので、混雑状況などにより上陸する場合としない場合があります。
ピピレイ島
2番目に大きな島であり無人島。映画にも登場した美しいビーチを守るように、大きな岩山がそびえ立っています。
マヤベイ
映画「ザ・ビーチ」の舞台となったことで、一気に話題となりました。切り立つ岩肌に囲まれるようにしてマヤビーチがあり、そのコントラストの美しさはまさに楽園。泳ぐことはできませんが、必ず訪れたいスポットです。
環境保護の観点から2018年6月に閉鎖。2022年の開放後、船着き場から反対側にあるマヤビーチまで徒歩で向かうルートができています。今後も閉鎖の可能性があるため、事前の確認がオススメです。
ピレーラグーン
秘境感が漂うSNS映え間違いなしの写真を撮るならこちら!ゴツゴツとした岩山と生い茂る緑、その下には透明度抜群のエメラルドグリーンの海が広がっています。ピピ島屈指の絶景をぜひ目に焼き付けてください。
バイキングケープ
古代に海賊が住んでいたという洞窟。安全のため立ち入ることはできませんが、内部には壁画が残されているのだとか。海つばめのすみかになっており、高級食材であるつばめの巣が採れることでも有名です。
バンブー島
竹が自生している無人島で、こちらは白い砂浜が続いています。広い浅瀬が魅力で、砂浜が透けるほどの海水の透明度にはびっくり!カラフルな魚たちが泳いでいる様子も見ることができます。
ピピ島ツアーの選び方
ボート乗船が必須なピピ島巡りを満喫するなら、日帰りのホッピングツアーに参加するのが安心です。ここでツアー選びのポイントを押さえておきましょう。
出発地で選ぶ
ピピ島にはプーケットから訪れるケースが一般的ですが、クラビからのツアーも催行されています。ホテル送迎付きプランを選べば、帰りのアクセスを心配する必要もありません。ピピドン島発のツアーももちろんあるので、ピピドン島に宿泊する方やゆっくり過ごしたい方にオススメです。
グループツアー?それともプライベートツアー?
グループツアーの場合、ピピ島巡りのスピードボートは定員35人前後が一般的なので、世界中の旅行者との乗り合いになります。
ふれ合いを楽しむのも旅の魅力ですが、特別な旅をのんびり楽しみたいカップルや仲間うちだけで賑やかに過ごしたいグループには、プライベートツアーがオススメ。
ボートの種類で選ぶ
ツアーでプーケットやクラビから訪れる場合は、各出発地から乗るスピードボートでピピ島の島々を巡るのが定番です。
写真映えすると人気なのが、趣のある木造のロングテールボート。ピピドン島発、ロングテールボートで巡るツアーも催行されています。
おすすめツアー4選
上記のポイントを基準に、おすすめツアーをピックアップ!
いずれも、ピピドン島のモンキービーチ、ピピレイ島のマヤベイ・ピレーラグーン・バイキングケープを巡るツアーです。
ビーチでのんびりしたり泳いだり、シュノーケリングも満喫できます!
①プーケット発ツアー
ピピドン島とピピレイ島の名所を巡るツアーのほか、バンブー島またはカイノック島も巡る、計3種類のツアーがあります。
カイノック島はプーケットから約20分と近いリゾート地で、海水の透明度の高さと白い砂浜の美しさは抜群です。
【ツアーのポイント】
- ホテルへの送迎「あり」または「なし」を選択可能(カイノック島プランは送迎あり)
- グループツアー
- スピードボートを利用
- ランチ付き
- 所要時間:9〜10時間
②クラビ発ツアー
ピピドン島・ピピレイ島の名所を巡り、サンゴ礁の美しさで有名なヒンクランやピピレイ島のローサマベイでもシュノーケリングを楽しめます。
【ツアーのポイント】
- ホテルへの送迎あり(グループツアーのみ)
- グループツアー または プライベートツアー(70名まで可)
- スピードボートを利用
- ランチ付き
- 所要時間:約9時間
③クラビ発 半日プライベートツアー
ピピレイ島のマヤベイとバンブー島を満喫できるツアーです。プライベートツアーなら、小さなお子さん連れでも気兼ねなく楽しめますね。
【ツアーのポイント】
- ホテルへの送迎なし
- プライベートツアー(20名まで可)
- スピードボートを利用
- ランチなし
- 所要時間:6時間
④ピピドン島発 プライベート ロングテールボートツアー
シャークポイントやバンブーアイランド、ピピレイ島のピレーラグーンやローサマベイなどでシュノーケリングを楽しめます。
地平線の向こうに沈む夕日の美しさは格別。生物発光プランクトンと一緒に泳ぐこともできるかもしれません!
【ツアーのポイント】
- ホテルへの送迎なし
- プライベートツアー(9名まで可)
- ロングテールボートを利用
- ランチ付き
- 所要時間:8時間30分