韓国旅行の醍醐味の一つと言えば韓国グルメ。
日本にも韓国料理のお店が多く、ビビンバや冷麺、キムチやチヂミといった多くの韓国グルメが愛されています。
でもやっぱり本場の味が気になりますよね。
今回は韓国料理といえばコレでしょ!という定番の韓国グルメから、韓国旅行でおすすめの韓国料理や韓国グルメをまとめてご紹介!韓国旅行に行く前に必ずチェックしておきましょう!
目次
- 韓国料理は全部辛い?!
- キムチ
- 参鶏湯
- サムギョプサル
- カルグクス
- カンジャンケジャン
- タッカンマリ
- 冷麺
- チヂミ
- ソルロンタン
- トッポッキ
- キンパ
- スンデクッパ
- プルコギ
- 韓定食
- チキン
- スンドゥブチゲ
- タッカルビ
- ポッサム
- チムタク
- コプチャン(ホルモン)
- 韓国おでん
- 漢江ラーメン
- ビビンバ
- 韓国料理のまとめ
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韓国料理は全部辛い?!
韓国料理と言えば辛い!と思う方も多いかと思いますが、辛くない韓国料理もたくさんあります。
辛いものが苦手な方や、お肉が食べれない方でも食べることができる韓国料理・韓国グルメもたくさんあるので、これから紹介する韓国料理をみて本当に辛くないかもぜひ確かめに行ってみてください!
もちろん辛い韓国料理・韓国グルメもたくさんあります。お店によっては辛さも尋常ではなく、一口食べただけで汗が止まらなくなるような日本人の口には合わないこともあります。
韓国の方がこのお店は辛くないよ!と教えてくれたとしても日本の感覚ではかなり辛いこともあるのでご注意を!
キムチ
韓国料理の代表格と言えば「キムチ」。
韓国の伝統的な発酵食品で、白菜に唐辛子粉や魚醤(ぎょしょう)、おろしにんにくや砂糖、アミの塩辛などなどの調味料を和えて発酵させる、辛くて酸味のある野菜の漬物です。
キムチ=白菜と思っている方も多いかと思いますが、「オイキムチ(きゅうりのキムチ)」や「カクテギ(大根のキムチ)」などなど、種類は150種以上!中には唐辛子を使わず辛くないキムチなどもあり、本場韓国ではさまざまなキムチを楽しむことができます。
ただし、韓国だからどこのお店のキムチも美味しいというわけではありません。韓国の飲食店では無料でキムチを食べることができるため、安いキムチを購入して提供しているお店も多く、韓国の飲食店で食べられるキムチが韓国産でないこともよくあります。
美味しいキムチを食べたい場合は、キムチチゲなど、キムチをメインとして提供しているお店に行くか、市場などで韓国の方が漬けているキムチを試食して購入するのが良いでしょう。また機会があれば韓国の一般家庭のキムチを食べさせてもらうことをおすすめします。世界で一番美味しいキムチは韓国の一般家庭で漬けているキムチです。
参鶏湯
参鶏湯(サムゲタン)も伝統的な韓国料理です。鶏を1羽丸ごと使い、お腹のなかにもち米などをつめ、高麗人参などと一緒に煮込む薬膳料理。独特の優しい味わいを持ちつつ、体力回復や疲労回復に効果的な食べ物であるサムゲタンは、日本の土用の丑の日にあたる「伏日(ポンナル)」に食べる韓国料理のひとつです。
日本人観光客にも大人気で韓国旅行のたびに食べに行く方も多く、景福宮の近くの大人気店「土俗村(トソクチョン)」の参鶏湯は観光客だけでなく現地の韓国の方にも美味しいと好まれています。
サムギョプサル
サムギョプサル(삼겹살)は、韓国の代表的な焼肉料理のひとつです。
サムギョプサルとは「三層肉」という意味で、豚肉の脂身とお肉が三層に分かれているところからサムギョプサルと言われています。わかりやすく日本語で部位を説明するなら豚バラ肉の部分のことですね。
仲間とテーブルを囲んでビールや焼酎を飲み交わしながら団らんするシーンを韓国ドラマでよく見かけるため、韓国旅行にいったら一度は食べたいと思う方も多いはず。
サムギョプサルのお店は韓国にたくさんありチェーン店も大人気。その中でもハナム・テジジプというサムギョプサルのチェーン店はお肉が美味しく現地の韓国の方にも人気のお店です。
カルグクス
カルグクス(칼국수)は韓国の伝統的な麺料理。手打ちまたは手切りされた小麦粉の麺とスープを一緒に煮るので、麺の中のデンプンがスープに溶け出し、スープが濃厚に!お肉や野菜、海鮮などなど、お店や地域によってスープや具が異なり、麺料理好きにはたまらない韓国料理です。
辛くなく日本人の口にも合う韓国グルメとして人気で、日本料理に例えるならきしめんのような料理です。
人気は「明洞餃子(명동교자)」のカルグクス。濃厚なスープに美味しい麺でミシュランガイドソウルに何年も選ばれている大人気店。ほかにも南大門市場にはカルグクス通りというカルグクスのお店が立ち並ぶ場所があるので機会があればぜひ立ち寄ってみてください。
カンジャンケジャン
カンジャンケジャン(간장게장)は、醤油を煮て冷やし、生きているワタリガニをじっくり漬け込む伝統的な韓国料理です。韓国ではカンジャンケジャンを食べるとご飯が止まらなくなってしまうことから「ご飯泥棒(밥도둑)」と言われています。
醤油ベースの味つけで辛さはなく、子持ちのメスはとても濃厚でクリーミーな味わいを楽しむことができ、一度食べたらハマってしまうリピーターが多い韓国料理の一つです。
カンジャンケジャンが美味しいお店はソウルにもたくさんありますが、東大門エリアにある「スンミネヘンボクケジャン」は日本人YouTuberなどもよく紹介しており、食べ放題メニューもある大人気のカンジャンケジャン屋さんです。
タッカンマリ
タッカンマリ(닭한마리)は、鶏を切り分けて大根、玉ねぎなどと一緒に煮込んだスープに胡椒、スパイス、ニンニク、生姜などを加えて調理される韓国料理。鶏をまるまる1羽煮込むことから「タッカンマリ(鶏1羽)」という名前がつけられました。
コチュジャンや醤油、マスタードなどのタレにつけて鶏肉を食べ、〆に余ったスープを使ってカルグクスを食べたり、ご飯を入れて雑炊にして食べる2度美味しい韓国料理。
東大門エリアには昔、韓国の各地へ移動する高速バスターミナルがあり、その利用客にタッカンマリが人気で食べられていました。今は東大門エリアに高速バスターミナルはなくなってしまいましたが、タッカンマリのお店が立ち並ぶ、タッカンマリ通りとして当時の面影を残しています。
冷麺
冷麺は、小麦やそばの麺を辛くない冷たいスープで食べる日本でも人気の韓国料理です。日本では焼肉の〆に冷麺を食べることが多いですよね。韓国では日本と同じように焼肉と一緒に冷麺を食べることもあるのですが、メイン料理として冷麺を食べる場合が多いです。
また韓国では北朝鮮で食べられている平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン:평양냉면)も人気で、コクのあるスープなどが特徴的です。
韓国には美味しい冷麺専門店がたくさんあります。人気のお店は「ユクッサムネンミョン(육쌈냉면)」というチェーン店。冷麺のフランチャイズ店舗業界1位で全国100店舗以上あり、現地の方に愛されているお店です。
チヂミ
チヂミは、野菜や海鮮など様々な食材を溶いた小麦粉などと合わせ、油で薄く揚げた韓国料理です。日本ではチヂミとして有名ですが、韓国で「チヂミ」という名前は地方で呼ばれているだけで、全国的には「ジョン(전)」や「プチムゲ(부침개)」と呼ばれています。
韓国ではチヂミはお祭りや特別な機会によく食べられています。そのほかにも、雨の日はチヂミ(비오는 날 부침개)という言葉もあるくらい、雨の日にチヂミとマッコリを食べに行く人も多いです。雨が地面に落ちた時の「ピチピチ」という音が、チヂミを薄く伸ばして油で揚げる際の「ピチピチ」という音に似ているので、雨の音を聞くと食べたくなるそうです。
ぜひ次回韓国旅行中に雨が降ってきたらチヂミを食べに行ってみてください。
ソルロンタン
ソルロンタン(설렁탕)は、韓国の代表的な郷土料理で、牛のさまざまな部位を煮てご飯と一緒に食べる韓国料理です。
この料理は肉と成分が溶け出して乳白色のスープに仕上がる特徴があり、一般的に10時間ほど煮込みます。辛いものが苦手な方でも食べることができる韓国グルメの1つです。
韓国には多くのソルロンタン専門店があり、価格は、8,000ウォン~12,000ウォン(900円から1,400円程度)で、韓国のファーストフードとしても広まっています。
トッポギ
トッポギ(떡볶이:発音はトッポッキ)は、代表的な韓国料理で、お餅をコチュジャンや砂糖などで甘辛く煮込んだ辛味のある味付けが特徴です。多彩なアレンジがあり、子供から大人まで大人気。ストレス解消の料理としても知られていて韓国の方に愛される大衆料理です。
韓国国内では専門店や大衆食堂、屋台などさまざまな場所でトッポギを食べることができます。ただ、韓国で食べれるトッポギは辛くないものはなく、辛さも優しいものから一口食べただけでも汗が出てくるようなとても辛いものまであるので、辛いものが苦手な方は注意が必要です。
辛い料理が好きな方はお店ごとに辛さや味の違うトッポギを食べ歩きしながら堪能してみては?
キンパ
キンパ(김밥)は、ご飯と野菜やお肉などを海苔で包んで切り分けた韓国料理。日本の海苔巻きが韓国に渡ってできた日本にルーツのある料理でもあります。
日本の海苔巻きとの違いは、ご飯にお酢の代わりにごま油が使われたり、海苔にもごま油やごまをまぶすところです。長年韓国風にアレンジを重ねて海苔巻きではなく、韓国料理の「キンパ」として定着しました。
日本人の大好きな海苔巻きが、韓国に渡って独自の進化を遂げキンパとなり、今は逆輸入して日本でも人気を集めていますね!
スンデクッパ
スンデクッパ(순대국밥)は伝統的な韓国料理で、豚の内臓や肉、野菜などを煮込んでご飯と一緒に食べるクッパです。韓国で庶民的な食事として親しまれ、中高年層や大学生にも好まれています。
スンデクッパは内臓などが含まれているため、独特なニオイもあり、韓国現地の方ですら好き嫌いがはっきり分かれている料理です。見た目も黒く旅行者は苦手な方が多いよう…。
そんなスンデクッパは、一度食べると実はやみつきになってしまいます!専門店も多いのでお店の前を歩いてニオイをかいでみて、挑戦できそうでしたら一度食べてみることをおすすめします。
プルコギ
プルコギ(불고기)は、韓国料理の代表的なメニューで、薄く切った肉を醤油ベースの特製ダレに漬け込み、野菜などと一緒に焼いて食べる韓国料理です。プルコギを日本語訳すると「焼肉」と訳されるのですが、「プルコギ=日本のような焼肉」ではないので、注意しましょう。
韓定食
韓定食(한정식)は、前菜、主菜、おかず、ご飯などなど、コースのように高級料理がテーブルにたくさん並べられる韓国の伝統的な宮廷料理です。お店や地域によって定食の中身はさまざま。お手ごろな値段で食べられる家庭料理のようなものから、郷土料理のようなものまで、同じ韓定食でもバリエーションは豊かです。
韓国現地で食べる韓定食は食だけでなく雰囲気も味わうことができるので、韓国文化に興味がある方はぜひ食べに行ってみてくださいね。
チキン
チキンは西洋料理の影響を受けた鶏の揚げ物料理で、韓国で人気があり、夜食としても広く愛されています。チキン産業は非常に大きく、韓国国内のマクドナルド店舗数よりも韓国のチキン屋の方が数は多いです。多くの有名なチキンブランドが登場し、韓国のチキン市場は競争が激化しています。
チキンとビールが最高の組み合わせなため、その組み合わせを指す「チメク(치맥)」造語までできました。
ソウルの中心を流れる大きな川「漢江(ハンガン)」でチメクすること(チキンとビールを食べて飲むこと)が定番の楽しみ方になっていますので、ぜひ韓国旅行に行かれた際は、漢江でチメクをしてみてください。
スンドゥブチゲ
スンドゥブチゲ(순두부찌개)は、スンドゥブ(柔らかい豆腐)を使って、アサリやシジミなどの海産物や、肉や野菜などの具材を入れ、コチュジャンや唐辛子粉、ニンニクなど入れて作る鍋料理です。
韓国の一般家庭料理としても愛されています。
タッカルビ
タッカルビ(닭갈비)は、韓国料理で、鶏の胸肉やもも肉などを辛い調味料に漬け、野菜、さつまいも、餅などの材料と一緒にグリルで焼いて食べる韓国料理です。
お店によってはとても辛いタッカルビや辛さを調整できるところもあるので、辛いものが苦手な方は辛さを調整できるお店を探してみてください。
日本でもブームになったチーズタッカルビも本場韓国で食べることができます。人気のお店はタッカルビチェーン店「ユガネタッカルビ」です。明洞など各商業エリアに1つはあるような大人気店です。
ポッサム
ポッサム(보쌈)は、豚肉をスパイスと一緒に茹でて薄くスライスし、ニンニク、タマネギ、サムジャン、セウジョッ、キムチとともに一緒に食べる韓国料理です。
ポッサムは野菜に包んで食べることが一般的で、お酒のつまみとして楽しまれています。冬に大量のキムチが漬けられるキムジャン(1年分の白菜キムチを漬け込むイベント)の季節と結びついていて、新しく漬けたキムチを茹でた豚肉と一緒にポッサムとして食べます。
また、海産物の「牡蠣(カキ)」とも相性がよく「クルボッサム(牡蠣のポッサム)」も有名です。ソウルにある鐘路3街(チョンノサムガ)駅近くには、ポッサム通りがあり、美味しいポッサムやクルボッサムを食べることができるとして人気を博しています。
チムタク
チムタク(찜닭)とは、鶏肉や野菜などを、辛味の少ない醤油ベースの甘辛いソースで長時間煮込んだ韓国料理で、柔らかい食感でとても美味しく日本人観光客にも人気の一品です。
辛味が少ないと説明しましたが、お店によっては辛い場合もあるため、辛いものが苦手な方はお店に行く前に事前に日本人の口コミなどを探して行ってみてください。
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コプチャン(ホルモン)
コプチャン(ホルモン)は、韓国で人気のグルメの一つ。多くの弾力繊維が含まれているので食感はしっかり。内臓の特有の味わいも楽しむことができます。
韓国の方は焼酎と一緒にコプチャンを食べることが多く、そんなシーンを韓国ドラマや韓国映画で見たことがあるのでは?
コプチャンはホルモンなので、スンデクッパと同じくニオイで好き嫌いがはっきり分かれる料理の一つ。辛くないので、辛いものが苦手な方でも食べることはできますが、ニオイや食感が苦手で食べれない方もいらっしゃるかもしれません。
ソウルなら往十里(ワンシムニ)駅近くのコプチャン通りがオススメ!大人気なので、並ばなければ食べられないことが多いのですが、ぜひ一度美味しいコプチャンを食べにコプチャン通りに行ってみてください。
韓国おでん
韓国おでんは、名前の通り日本にルーツを持つ鍋料理です。
鍋の熱いスープに魚介の練り物が入った料理で、韓国でも屋台などで食べることができます。日本のおでんと違い、練り物以外の大根などの具材が入っていることはあまりなく、おでんとトッポギや豚の腸に春雨や餅米を詰めたスンデなどと一緒に食べることが多いです。
味も日本と少し異なり、韓国おでんのスープは、スープ自体に辛味が追加されているため、辛いものが苦手な方は少し食べるのが大変かもしれません。日本では味噌やからしなどを付けますが、韓国のおでんは味噌やからしは付けずに特製のタレや、スープ自体にヤンニョムダレなどを入れて真っ赤なおでんを食べることがあります。
漢江ラーメン
漢江ラーメン(ハンガンラーメン)とは、インスタントラーメンなのですが、コンビニで買ったインスタントラーメンをコンビニで専用の器にいれて専用の機械で作って食べるインスタントラーメンのことを指します。
カップ麺でただお湯に入れて作るのではなく、鍋のような紙の器でグツグツと煮込んで作るインスタントラーメンがとっても美味しい!
ソウルの中心の流れる大きな川「漢江」を見ながら食べる漢江ラーメンは格別ですので、一度挑戦してみてください。
ビビンバ
ビビンバ(비빔밥)は、ご飯にさまざまな野菜やお肉などの具材を入れて食べる韓国の伝統的な料理です。手軽で栄養価も高く、韓国の一般家庭料理としても有名です。
日本でも冷麺同様に焼肉の〆で食べる方も多いと思いますが、韓国ではあまりビビンバを〆で食べることは少なく、ビビンバ専門店もあまりありません。
ユッケなどの韓国料理があるお店の別メニューとして、ユッケビビンバがあるように、サブのメニューとして用意されていることが多いです。
韓国料理のまとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国にはまだまだほかにも美味しい韓国料理・韓国グルメがたくさんあるため、2泊3日や3泊4日の韓国旅行では胃袋が足りないと感じる方が多いんです。
辛い料理が苦手な方も楽しめる料理も多かったですよね!韓国料理は辛いものだけではないので、紹介した内容を参考に韓国旅行で食べたいものを調べてくださいね。
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本記事は、韓国ブロガー・YouTuberのハングルノート 加藤さんが執筆・監修しました!韓国についてもっと知りたい方は「ハングルノート 加藤 / 한글노트 카토」のYouTube動画・「ハングルノート」のブログをチェック。