タイに行く前に知っておきたいオススメSIMカード情報!
メリットやデメリット、実際に使った体験レポまで解説します。
割引クーポンもあるので最後までチェックしてみてくださいね。
目次
- そもそもSIMカードって?
- 海外SIMを使うメリット・デメリット
- タイでおすすめのSIMは?
- タイで使えるSIMの購入方法
- タイのeSIMの設定方法
- タイでeSIMを使ってみた
- よかったところ
- 困ったところ
そもそもSIMカードって?
SIMは、「Subscriber Identity Module」の頭文字をとったもの。
SIMに記録されている利用者情報が電話番号と結びつくことによって、通話やデータ通信ができるようになっています。
SIMカードとは、スマホやタブレットなどの端末に挿入されているチップのこと。
SIMカードをスマホやタブレットに挿入することで、端末を利用して通話や4G・5Gといったデータ通信(インターネット)、メールなどが使用できます。
最近はeSIMも人気
最近利用者、利用できる端末共に増えてきているのが、eSIM(イーシム)です。
eSIMとは、Embedded SIM(組み込み型のSIM)の略語で、ざっくり言うと既に端末内に組み込まれているSIMのこと。
一番の特徴は、SIMカードの入れ替えなどの作業が不要な点。通信プランを契約し設定するだけですぐに利用可能なのが大きなメリットです。
iPhoneシリーズでは、XS/XS Max/XR以降のモデルがeSIMに対応しています。
アンドロイド端末だと、Google Pixel 6 / 6 Pro、Galaxy S21 ultra 5G、OPPO Find X3 Proなどが対応しています。
ぜひ自分の端末はeSIM対応かどうかチェックしてみてくださいね!
海外SIMカードを使うメリット・デメリット
旅行中に海外SIMカードを使うかどうか悩む方も多いはず。海外旅行好きな筆者が考える、海外SIMカードを使う場合のメリットとデメリットを挙げてみます。
メリット
何と言っても、いつでもどこでも好きなタイミングでインターネットに繋げられる点です。
特にタクシーの配車アプリ、ロケーション検索などが必要になるシチュエーションでとっても役に立ちます。
SNSにリアルタイムで投稿できるのも1つのメリット。
フリーWi-Fiも便利ですが、毎回パスワードを聞いて入力したりその場を離れると使えなかったり、何かと制限がかかります。
海外SIMカードでいつでもインターネットに繋げられる環境にあるのは、旅行中のストレスを減らすことにもつながりますよ!
海外SIMカードは旅行者用の短期間のパッケージプランも多く、滞在期間などに合わせて最適なプランを選べます。
また多くの場合はプリペイド式なので、データローミングを利用した時のように利用金額が分からないということがないのも嬉しいポイント。
デメリット
海外SIMカードの場合は日本で使っているSIMからの差し替え作業を行い、日本のSIMカードをなくさないように保管する必要があります。
設定もマニュアル通りに行えば問題なくできますが、あまりスマホに詳しくない方は時間がかかってしまうことも。
特に新しいサービスであるeSIMの設定は、初心者には難しく感じてしまうかもしれません。
タイでおすすめのSIMカードは?
ここからはタイ旅行でオススメのSIMカードやeSIMを紹介していきます。
空港受け取りはこちら
タイ旅行で一番人気のSIMカードは、dtac HAPPY TOURISTが提供する4G/5G SIMカード。
一番のポイントは、Facebook Messenger、LINE、WhatsApp、WeChat、Kakao Talkでのメッセージ送受信にはデータ通信料が発生しないこと!
データ容量を気にせずに友だちや家族とやりとりができるのは嬉しいですね。
次に人気のSIMカードは、truemoveHが提供する4G/5G Thailand Tourist SIMカード。
こちらも Facebook Messenger、LINE、WhatsApp、WeChat、Kakao Talk、TikTokなどのアプリは無料で利用できちゃいます。
truemoveH番号間では無料&無制限で通話可能、そして国内通話と国際通話に100バーツ分の通話クレジットがついている優れモノです!
eSIMはこちら
筆者もタイ旅行中に利用したのがTrue Move/AWN提供の容量無制限のデータ専用eSIM。
データ無制限なのが一番のメリットで、滞在日数に応じてプランを購入します。
eSIMなのでQRを読み込むだけで利用開始を設定でき、SIMカードの挿入作業がないのがとっても楽でした。
タイで使えるSIMカードの購入方法
KlookでSIMカードを購入する際、まずは「利用日&パッケージを選択」項目で受取場所とパッケージを選択します。
受取都市は「バンコク」か「プーケット」。それぞれ選ぶと詳細の場所を「受取場所」から選択できます。
「SIMカード使用可能期間」、「データパッケージ」、「サービスの種類」を確認し、「受取日」に到着日を入力し、購入するSIMカードの枚数を入力して購入します。
当日は、購入時に届いたEメール(バウチャー)を指定の受取場所に持っていき、カウンターで提示して引き換えます。
タイのeSIMの設定方法
まずは出発前に「利用日&パッケージを選択」項目にて必要項目を入力し、eSIMを購入します。
購入後、Klookから予約確定のメールが届きます。
そしてeSIMの提供会社からもQRコードが設定用のQRコードが記載されたメールが届くので、eSIM設定時に確認できるような状態にしておきましょう。
eSIMのインストールは、インターネット環境下でないと行えません。タイに到着後に空港のフリーWi-Fiなどを利用しておこなってください。
iOSの場合
1.「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ→QRコードを読み込むか、「詳細情報を手動で入力」をタップし必要情報を入力します。
2. eSIMのプランにラベルを付けます(筆者の場合「仕事」)。
3. 電話やSMSを受け取るデフォルトの回線を選択して「主回線」に設定します。
4. eSIMの番号をモバイルデータ通信専用に設定します。
5. 必要に応じてAPN(アクセスポイント名)を更新すると、インストール完了です。
「設定」→「モバイル通信」からeSIMを有効にし、その後データローミングを有効にするとデータ通信が可能になります。
「モバイル接続」をONにすると、アンテナマークの横に「3G」や「4G」の表示がされていることを確認してください。
Androidの場合
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIMカードマネージャー」をタップ→「eSIM」を選びます。
- 「料金プランを追加」から「QRコードで追加」を選択してQRコードを読み込むか、「有効可コードで追加」を選択して手動でコードを入力します。
- eSIMのプランにラベルを付け、インストール完了です。
- フライト到着後eSIMを有効可にし、その後データローミングを有効にするとデータ通信が可能になります。
- 「モバイル接続」をONにすると、アンテナマークの横に「3G」や「4G」の表示がされていることを確認してください。
体験レポ:タイでeSIMを使ってみた
筆者が実際にタイ旅行中にeSIMを利用したので、実際の感想をレポートいたします!
タイでeSIMを使ってよかったこと
まずはSIMカードの入れ替えよりも設定そのものは簡単だったように思います。
eSIMを設定し有効化してしまえば、データ通信は通常通り問題なく行えました。
バイクをレンタルしていろいろな場所に行ったので、移動中のロケーション検索やメンバーとの待ち合わせなどの際に非常に役立ちました。
ビーチなどの通常フリーWi-Fiが飛んでいないエリアでのレストラン検索、SNSへのストーリー投稿などができたのもデータ通信があったからこそ。
あらゆるシーンで利用できたのが一番よかったと感じています。
タイでeSIMを使って困ったこと
SIMカードの入れ替えはオフラインでもできますが、eSIMの設定はインターネット環境下ではないと行えません。
筆者はいつもSIMカードの入れ替えを移動中に行っていたのですが、eSIMはそれができないことをすっかり忘れていて、ホテルについてからのeSIMの設定となりました。
現地到着直後の設定がeSIMのポイントではないかなと感じました。
またeSIMに限らず、データ通信は現地のカバーエリアに大きく影響されます。
筆者の行った島では電波が入りづらいエリアや低速接続になる機会があり、接続の不安定さが時々気になりました。
とくに辺境のエリアや島エリアは同じようになる可能性があるため、日本とは異なる接続環境であるということを忘れないようにしておくといいかもしれません。
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