ソンクラーンは、タイの旧正月。壮大な水かけ祭りや賑やかなパーティー、寺院訪問、ストリートパレードなど様々な行事が目白押しで、1年に一度しか体験できない唯一無二のイベントです。
ソンクラーンの時期は、毎年4月13~15日。4月にタイを訪れる計画を立てている方は、ソンクラーンに参加する絶好の機会ですよ!
お祝いの仕方やイベントは都市ごとに異なり、訪れる場所によって現代的なお祭りか伝統的なアクティビティ、または両方に参加できます。この記事を読んで、ずぶ濡れ覚悟のソンクラーンを楽しむ準備をしましょう!
目次
- ソンクラーンって?
- ソンクラーンの伝統行事
- ソンクラーンの新しいイベント「タイの水祭り」って?
- まだまだある!現代のソンクラーンのイベント
- ソンクラーンを祝うおすすめスポット
ソンクラーンって?
ソンクラーンとは、旧正月を祝うタイのお祭りです。ソンクラーンの時期である毎年4月13~15日の3日間はタイ全土が祝日となり、地元の人たちによって祝祭が催されます。
ソンクラーンの特徴は、お互いに水をかけあうところ。もともとは仏像や仏塔、年長者に水をかけてお清めをする風習だったのですが、現在はゾウの鼻や水鉄砲から相手に水をかける、アクティブなイベントを開催するところも増えてきました。
期間中は、街を歩いているだけで水をかけられることも。タイの地元の人たちと一緒になって、喜びと熱意をもって新年を迎えましょう!
ソンクラーンの伝統行事
仏教寺院を訪ねる
ソンクラーンは、本来は仏教のお祭りです。伝統的な祝賀行事は、ソンクラーンの日の朝に寺院で行われます。寺院によっては、僧侶の手に水を注ぎ、祝福を受ける儀式を行っているところもあります。
仏教徒なら、寺院の僧侶に供物をお供えできることも。自分が訪れるエリアの仏教寺院ではどのような行事を行っているか、事前にチェックしておきましょう。
午前中は素敵なタイの伝統を体験して、午後から通りに出て水祭りをアクティブに楽しむのがオススメの旅行プランです。
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仏像に水を注ぐ
ソンクラーンには、仏像に香りのよい水を注ぐ「ソンナムプラ」という習わしがあります。仏像を「入浴」させることで仏陀への敬意を表し、新年の準備として今までの不運を洗い流す意味合いが含まれています。
「ソンナムプラ」は仏教寺院以外に、市場やショッピングモールでも行うことが可能です。通りがかった人々が水を注げるよう、地元の博物館や仏教寺院から、主要な仏像が通り沿いに設置されることも。ソンクラーン中は、仏教国のタイらしい光景があちこちで見られますよ。
春の大掃除を行い年長者への敬意を示す
ソンクラーンの初日は、タイの人々は家、学校、オフィス、その他の公共スペースを掃除します。これは、前年の不運を取り除き、きれいさっぱり白紙の状態で新年を迎えるという意味が含まれています。
また、多くのタイの人はソンクラーンの時期に合わせて地元に帰り、年長者の手のひらや足に香りのよい水を注ぐ、「ロッドナムダムフア」の儀式も行います。「お清め」の意味が含まれており、ソンクラーンはタイの人々にとって重要な期間であることが伺えますね
ソンクラーンの新しいイベント「タイの水祭り」って?
もともとは、仏像や身近な年長者に水を注ぎ、新年を迎えるためのお清めをする意味があったソンクラーン。そこから派生して、現在ではソンクラーンの新しいイベント「タイの水祭り」がタイ全国で開催されています。
タイの水祭りの内容はとても簡単。水鉄砲などを使って、相手に水を浴びせかけるだけです!全身びしょ濡れになるため、スマホやカメラ用の防水グッズと、速乾性のある衣服は忘れずに持って行きましょう。もちろん、水鉄砲のような水祭り用のアイテムも必須です!
地元の伝統と文化を守り、仏教寺院や神聖な場所での水の掛け合いを避けながら、水祭りを楽しみましょう。ウォーターファイト以外にも、大音量の音楽に合わせて踊ったり、タイの屋台グルメを堪能したりと、様々な過ごし方ができるのも水祭りの魅力ですよ。
ソンクラーンの期間中は、何の気なく街を歩いているだけでも、通行人から水をかけられることがあります。水をかけられたら笑顔で応じ、防水グッズはいつも持ち歩くよう心がけてくださいね。
まだまだある!現代のソンクラーンのイベント
ソンクラーン音楽祭
水祭りの延長で、タイ国内の有名な通りでは、音楽祭を開催することがあります。普段は大勢の人が利用する道が、大音量の音楽、ウォーターキャノン、泡の発生器で満たされた、熱気あふれるパーティー会場へと変わるのです!
ミュージックフェスティバルは、日が落ちて日付が変わっても、ずっと続きます。音楽に合わせてダンスを踊り、お祭り騒ぎを夜通し楽しみましょう。パーティー会場では有名なDJや歌手が登場することもあるので、出演者のラインナップも要チェックです。
ゾウと一緒にお祝い
都会の華やかなイベントに参加する代わりに、タイの自然に囲まれながらゾウと一緒にソンクラーンを祝うこともできます。ゾウは、タイの国獣です。ソンクラーンの期間中は、国内のゾウ保護区やリタイアメントパークが解放され、来場者はゾウと触れ合いながらソンクラーンを過ごすことができます。
もちろん、ゾウも水をかけてくれますよ。ゾウはトランクを使って、勢いよく大量の水を参加者に浴びせてくれるため、街中の水祭りとはまた違った迫力を堪能できます。この機会に、ゾウの餌やり体験をするのもお忘れなく!
一方都市部では、ゾウは様々な色のペイントで装飾され、大通りで開催されるパレードに参加します。一頭一頭ペイントが異なるので、ぜひたくさん写真に収めてみてくださいね。
ソンクラーンを祝うおすすめスポット
ソンクラーンのお祭りは、タイ全土で行われています。その中でも特におすすめの場所が、バンコク、チェンマイ、プーケット、パタヤです。
各都市で個性的なソンクラーンの行事を開催しており、パレードを行う都市もあれば、ストリート・パーティーに力を入れているところもあります。4都市のソンクラーンの特色を、以下の表にまとめてみました。
都市名 | 開催行事の一例 | ソンクラーンを祝う場所 |
バンコク | 砂の塔の建設競争 フロートパレード ボートレース ライブパフォーマンス 美人コンテスト フードフェア | カオサン通り シーロム プラプラデーン |
チェンマイ | パレード 伝統的な儀式 屋台 音楽 水祭り | ターペー門 チェンマイゲート ピン川 |
プーケット | 水祭り 祝賀会 | パトンビーチ バングラ通り ワット・ポー |
パタヤ | 水祭り 泡パーティー 砂の彫刻大会 パレード 美人コンテスト | ビーチロード ウォーキングストリート |
国内最大級のパーティーと水祭りを楽しむならバンコク、伝統的なソンクラーンを見て回りたいならチェンマイがオススメです。プーケットは、ビーチでのんびりしながらソンクラーンを過ごしたい方にぴったり。パタヤは、タイ全土のなかでも特にワイルドで楽しいことで知られています。自分好みの過ごし方ができる都市を選んでみてくださいね。