アフターコロナの旅行先として大人気の韓国。しかしそんな韓国でトコジラミ被害が急増しています。
この記事では韓国旅行でのトコジラミ対策法を、宿泊施設のチェックから帰宅後の対策まで詳しく解説していきます。
目次
- 韓国で急増中のトコジラミって?
- トコジラミに刺されるとどうなる?
- トコジラミに刺された時の対処法
- 韓国旅行でのトコジラミ対策法
- ①宿泊施設のチェック
- ②キャリーケースの素材をチェック
- ③持ってきた荷物をトコジラミから守る
- 韓国旅行から帰宅した際のトコジラミ対策法
- トコジラミ対策を万全にして韓国旅行を楽しもう
- よくある質問
- ソウルのレンタカーをチェック
- 韓国のオススメ記事一覧
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韓国で急増中のトコジラミって?
トコジラミは体長約5~8mm、茶色っぽいカメムシの一種です。日本では「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれます。
夜間に人の血を吸い、刺されると強烈なかゆみやかぶれなどの不快な症状を引き起こします。
近年ヨーロッパをはじめとして世界各地で問題となっており、韓国でも海外旅行者の増加にともない近年被害が急増しています。
韓国では「ビンデミック」と呼ばれることも
韓国では2023年9月以降に住宅やホテル、公共交通機関などのさまざまな場所でトコジラミの被害が発生しています。
韓国語でトコジラミは「ビンデ」。韓国のメディアはトコジラミの急増と「パンデミック」をかけた造語「ビンデミック」と報じることも。
この深刻な状況に、首都ソウルでは市を挙げて住宅密集地域のトコジラミ駆除などが行われています。
トコジラミに刺されるとどうなる?
トコジラミに刺されると、以下のような症状が現れます。
発疹:刺されたところを中心に、2~5mm程度の赤いブツブツとした発疹が現れます。
かゆみ:強い痒みを感じ、掻きむしると跡が残ることもあります。しつこいかゆみも特徴です。
不眠:夜間に活動するトコジラミに刺されるため、かゆみで不眠を引き起こします。
アレルギー反応:重度の場合は、蕁麻疹やアレルギー反応を起こすことも。
とにかく強いかゆみが続くのがトコジラミの特徴です。
刺されると日中にもかゆみを感じるため、韓国旅行中も支障をきたし思う存分楽しめません。
トコジラミに刺された時の対処法
トコジラミに刺された場合は、まず抗ヒスタミンの外用薬を患部に塗布しましょう。痒みや腫れを抑えることができます。
特に掻きむしると跡が残ったりかゆみが広がってしまうこともあるので、なるべく掻かないよう気を付けて。
症状がひどい場合は、医療機関を受診するようにしましょう。
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韓国旅行でのトコジラミ対策法
韓国旅行前や旅行中に、現地でトコジラミの被害にあわないように準備する必要があります。
①宿泊施設のチェック
トコジラミ被害を防ぐためには、宿泊施設選びが最も重要です。
韓国旅行前に確認すべきポイントは以下の通り。
宿泊施設の評判をチェック
旅行口コミサイトなどで、宿泊施設に関する口コミをチェックしましょう。もしトコジラミ被害に関する口コミがあれば、候補から外すのがベター。
特に2023年9月以降に投稿された口コミをチェックすると、より最新の情報を得ることができますよ。
認証ステッカーがあるとベター
ソウル市内ではトコジラミに関する旅行者の不安を解消するため、点検完了時にトコジラミが発生していない宿泊施設にはオンライン上で「トコジラミ安心マーク」を表示しています。
またソウル市はトコジラミ予防対策を徹底する宿泊施設のエントランスに「トコジラミ予防実践施設ステッカー」を貼付。
滞在中にトコジラミ被害を受けないためにも、この安心マークや予防実践施設ステッカーのある宿泊施設を選ぶとより安心でしょう。
②キャリーケースの素材をチェック
トコジラミは布製のキャリーケースに潜みやすいという特徴があります。一方で表面がツルツルした素材に付着できないため、可能であればプラスチック製や金属製などのハードタイプのキャリーケースを使用するのがオススメ。
布製キャリーケースを使用する場合は、トコジラミ忌避剤をケース全体にスプレーしておき、さらに現地ではキャリーケース全体をビニール袋で覆ったり密閉できる袋に入れるなどの対策を行うようにしましょう。
③持ってきた荷物をトコジラミから守る
韓国旅行中のポイントは、目視での確認と持ってきた荷物の保護です。
まずは宿泊施設にチェックイン後、部屋の状態をよく確認しましょう。特にベッド周りや家具の隙間、壁紙の破れ目などにトコジラミの痕跡がないかくまなく調べましょう。
トコジラミは暗くて狭い場所を好むため、ベッドの下やクローゼットの中なども重点的に行います。
もし気になる点があればすぐにフロントに申し出て部屋を変えてもらうようにしましょう。
そして持ってきた荷物をトコジラミから守るための対策です。トコジラミは衣類や靴などの荷物にも潜む可能性があるため、衣類はビニール袋に入れて収納しましょう。脱いだ服もトコジラミがつかないようすぐにビニール袋に入れ、しっかり口を閉じると付着しづらくなりますよ。
またトコジラミは夜行性で明るい場所を嫌うため、宿泊施設の照明を夜間でもつけてくことで被害を抑えることも可能です。ただ明るいと寝られないという方も多いはずなので、アイマスクを持参したり現地調達するようにすると安心でしょう。
現地の最新情報がすぐに調べられるSIMカードやポケットWi-Fiが便利
現地の最新情報がすぐに調べられるSIMカードやポケットWi-Fiがあると、トコジラミ被害に関する情報もすぐに調べることができて安心です。
通信キャリアや予算、利用可能データ量などさまざまな条件から検討して選んでみてくださいね。
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韓国旅行から帰宅した際のトコジラミ対策法
トコジラミは衣類に付着して自宅に侵入する可能性も。旅行後にうっかりトコジラミを自宅に持ち込まないための対策を見ていきましょう。
まず旅行から帰宅したらすぐに荷物を洗濯機で洗濯し、部屋は掃除機で掃除しましょう。特にトコジラミは熱に非常に弱いため、洗濯した衣類は乾燥機で乾かせば完全に死滅します。
キャリーケースもチェックし、殺虫スプレーをしておくのがベター。
万が一トコジラミを発見したら、すぐに専門の駆除業者に依頼しましょう。
トコジラミ対策を万全にして韓国旅行を楽しもう
韓国旅行ではトコジラミ被害のリスクを認識し、しっかりと対策をしておくことが大切です。
ここまで紹介した対策を参考に、安全で楽しい韓国旅行にしてくださいね。
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よくある質問
トコジラミは何に弱い?
トコジラミは特に熱に弱いといわれています。50℃以上のお湯で5分以上加熱すると死滅します。また有効成分がプロポクスルまたはメトキサジアゾンのトコジラミに効く殺虫剤を使用すれば、効果的に駆除できます。
トコジラミが世界中で問題になっている理由は?
コジラミが世界中で問題になっている主な理由として、コロナ後の海外旅行の増加により旅行者の荷物や衣類にくっついてトコジラミが世界各地に拡散している点と、殺虫剤への耐性を獲得している「スーパートコジラミ」が発生している点が挙げられます。
韓国のホテルでトコジラミは発生している?
2024年5月現在、韓国でのトコジラミの発生件数は減少傾向にあります。
2024年1月の報告によると、新規にトコジラミが発生したという申告は、前年同期の10分の1にあたる21件となっています。
ソウル市が対策に乗り出していることや、韓国市民と旅行者のトコジラミへの注意が高まっていることが背景にありますが、それでも韓国旅行中は油断せずきちんと対策を行うようにしましょう。