台湾新幹線の乗り方ガイド！初めてでもこれさえ読めば安心

Ayaka

Last updated 2024年9月17日

台湾を新幹線で巡りたい方必見！

この記事では、予約の仕方から乗車のポイントまで、初心者でも安心して利用できるためのコツを紹介します。

後半では台湾高速鉄道で行ける人気スポットもピックアップしました！最後までチェックしてみてくださいね。

台湾新幹線（台湾高速鉄道：THSR）って？

台湾新幹線は、台湾北部から左営（高雄）までを最短96分で結ぶ高速鉄道です。

日本の新幹線と同じく主要都市を短時間で移動でき、快適な乗り心地と高い安全性が特徴。台湾の人々にとってはもちろんのこと、台湾旅行にも欠かせない重要な交通機関の一つとなっています。

正式名称は「台湾高速鉄道」で、現地では「台湾高鉄」や「高鉄」と呼ばれていることが多いです。日本では「台湾新幹線」と呼ばれることが多く、現地でも「シンカンセン」で通じることがあります。

日本の新幹線には速度や停車駅が異なる「こだま」「ひかり」「のぞみ」の種類がありますよね。

台湾の新幹線にも列車の種類があるのですが、日本のようにそれぞれの列車の名称はありません。

台湾新幹線には停車する駅の少ない「直行電車（直達車）」と「各駅停車（各站停車）」、そして「区間車」があります。それぞれの停車駅と特徴に関しては下記の通りです。

列車種別と停車駅によって、所要時間や料金が異なります。

台湾新幹線の種類	停車駅と特徴
直行電車（直達車）	台北、板橋、台中、台南、左営に停車。全区間を約1時間30分で運行する最も速い列車
各駅停車（各站停車）	全12駅すべてに停車。全区間を約2時間30分で運行する最も遅い列車
区間車	台北、板橋、台中、台南、左営に停車。（一部列車は苗栗、彰化、嘉義にも停車）所要時間は直達車と各駅停車の中間で、台北-台中間、台中-高雄間で運行されている

台湾新幹線には以下の通り2種類の車両があります。座席指定の有無や乗客の年齢、列車種別と停車駅で、チケットの種類や料金が変わってきます。

普通車両（標準車廂）：座席には自由席（自由座）と指定席（對號座）の2種類があります。指定席は1〜5、8、9号車、自由席は10〜12号車となります。

ビジネス車両（商務車廂）：日本の新幹線だとグリーン車にあたる車両です。6号車に位置し全席指定です。

台湾新幹線のチケットは大きく分けて「自由席」と「指定席」の2種類。

自由席は予定を柔軟に変更したい方や、移動の費用を抑えたい方にオススメです。

自由席は乗車当日に駅の券売機か窓口で購入する必要があります。しかし日本の新幹線と同じく時間帯や日付によっては満席になる可能性もあるため、事前予約可能な指定席を確保しておくことをオススメします。

指定席は乗車日や時間帯によって料金が異なりますが、座席を選べる上に確実に座れるので、ゆったりと過ごしたい方は安心です。

台湾新幹線のチケットは、以下の方法で購入可能です。

旅の予定が決まっているのであれば、早割（アーリーバード切符）や外国人限定の割引チケット、台湾高鉄周遊券（乗り放題チケット）などで指定席をお得に購入できますよ。

Klook（クルック）ではお得な台湾新幹線（台湾高速鉄道）のチケットを販売しています！

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滞在中台湾新幹線に多く乗る予定の方には外国人限定乗り放題パスである台湾高鉄周遊券もオススメ。

パッケージから選べる周遊券は以下の通り。

周遊券の種類	内容
フレキシブル2日パス	1週間のうち希望の2日間で台湾新幹線に乗り放題
連続3日パス	連続した3日間で台湾高速鉄道が乗り放題
高鉄・台鉄特急5日標準ジョイントパス	連続5日間、台鉄（台湾鉄道）の指定列車（莒光号および復興号）に乗車でき、さらに台鉄に乗車してから5日間のうち希望の2日を選択して台湾新幹線に乗車可能
高鉄・台鉄特急5日特急ジョイントパス	連続5日間、台鉄（台湾鉄道）の指定列車（自強号、ビジネス車両以外のEMU3000型電車、太魯閣号、普悠瑪号）に乗車でき、さらに台鉄に乗車してから5日間のうち希望の2日を選択して台湾新幹線に乗車可能