フランスを鉄道で旅するなら、高速列車TGVがとっても便利!この記事では、TGVの乗り方、TGVを使ってどこに行けるかなどを紹介します。
TGVでフランスを巡る旅は、速さだけでなく快適さも魅力!クーポンを使ってお得になるチケットも紹介しているので最後までチェックしてみてくださいね。
目次
- フランスの鉄道「TGV」って?
- TGV(フランス鉄道)の 路線図と所要時間
- TGV(フランス鉄道)の チケット購入方法
- TGV(フランス鉄道)に乗車する際に気を付けること
- TGVでのフランス周遊モデルコース
フランスの鉄道「TGV」って?
TGVは、フランス国営鉄道会社(SNCF)が運行する高速鉄道。1981年に営業を開始した、フランス版の新幹線のような乗り物です。「Train a Grande Vitesse」の頭文字からTGVと呼ばれています。
SNCF(Société Nationale des Chemins de fer Français)は、TGV以外にもTER (Transport Express Regional Train)やLyria(フランスからスイスまでを結ぶ高速鉄道サービス)、タリス(Thalys /高速鉄道)などのさまざまな路線を運営しています。
最高時速は320km/h
TGV(フランス鉄道)は、最高時速320km/hを誇る高速鉄道です。
速さでは日本の新幹線の記録を塗り替え、「世界一速い列車」となったことでも有名です。
国内だけではなくヨーロッパ各国にも運行
TVGはパリを拠点にフランスの主要都市へ路線を展開しています。またフランス国内のみならず、隣国のドイツやスイス、イタリア、ベルギー、スペイン、ルクセンブルクなどのヨーロッパ各国にも路線網を広げています。
列車のタイプ
TGVの列車のタイプはざっくり下記の4つのタイプがあります。
- Duplex型(2階建て・8両編成):2階建て車両で、より多くの乗客を乗せることができる
- Oceane型(2階建て・8両編成):「inOui」という名称でも呼ばれる最新型の車両で、より快適な設備とサービスを提供
- POS型(1階建て・8両編成):フランス国内の高速路線で使用される標準的な車両
- Atrantiqu型(1階建て・10両編成):大西洋岸方面で使用される車両で、より高速な走行が可能
車両の種類と設備・サービス
TGVの座席などの車両設備や提供されている設備は以下の通りです。
- 1等車両(全席指定1等席):ゆったりした座席で、通路を挟んで1座席と2座席の列配置となっている。
- 2等車両(全席指定2等席):通路を挟んで2座席ずつの列配置となっている。
- バー車両:車両の1つがバー車両となっていて、食事や飲み物を楽しむことができます。メニューは充実していて、アルコール類も販売されていますよ。
- 荷物置き場:各車両の端と中央に荷物置き場が設けられています。
- コンセント:1等席の全席と2等席の一部座席にコンセントが設置されています。
全席が指定席なので自由席がない
TGVの特徴は、自由席がなく全席指定席の予約必須列車であること。そのため予定が決まり次第早めにチケットを購入する方が、席を確保できるだけではなくお得に購入できるんです。
特に通勤ラッシュと重なる朝や夕方など混雑する時間帯は満席になることも。旅の行程やスケジュールと相談しながら乗るTGVや座席を選んでみてくださいね。
TGV(フランス鉄道)の 路線図と所要時間
TGVはフランス国内の主要都市やパリから隣国の主要駅までを結んでいます。
代表的なルートとその所要時間は以下の通りです。
ルート(フランス国内) | 所要時間 |
約2時間 | |
約3時間 | |
約3時間 | |
約5時間30分 |
ルート(フランス国外) | 所要時間 |
約7時間 | |
約3時間10分 | |
約3時間40分 | |
約6時間30分 |
ヨーロッパを代表する各都市にパリから直行できるため、飛行機を使うよりもトータルで時間がかからなかったり費用を抑えられる点も、TGVの魅力の一つといえるでしょう。
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TGV(フランス鉄道)の チケット購入方法
TGV(フランス鉄道)のチケットは、SNCFの公式ウェブサイトや駅の窓口、そして旅行代理店経由などで購入できます。
SNCFの公式ウェブサイトには日本語での案内がないため、購入に時間がかかってしまったり、購入が完了してもきちんとチケットが取れているか不安に感じるかもしれません。
「早割料金」での購入が可能
TGVのチケットは便により値段が異なり、さらに早くに予約するとその分安くなる「早割料金」での購入が可能です(残席がある場合)。早割の場合、残席に連動して料金が変動します。ただし早割切符は、予約してしまうとキャンセルおよび変更は不可となるため注意しましょう。
また乗車日に4歳以上12歳未満であれば、子供料金が適用されます。4歳未満で大人の膝に座る場合は無料で乗車できますよ。
KlookでもTGVのチケットが予約可能
Klook(クルック)でもTGVのチケットを購入することができます!
Klookブログクーポンで10%OFFになったり、検索から予約まで日本語で完結するのも嬉しいポイント。
簡単操作で探しやすく、希望のチケットを見つけるにはピッタリです。
Klookで購入したTGVのチケットは、EバウチャーとしてEメールアドレス宛に送られます。 手元に届くEバウチャー(QRコード)の提示で直接乗車可能。駅によっては係員にQRコードを見せる必要があります。
リンクをクリックすると該当区間のチケット購入ページに飛べます!
ルート(フランス国内) | 所要時間 |
約2時間 | |
約3時間 | |
約3時間 | |
約5時間30分 |
ルート(フランス国外) | 所要時間 |
約7時間 | |
約3時間10分 | |
約3時間40分 | |
約6時間30分 |
Klookは、世界2,700以上の旅行先で50万点以上の体験およびサービスが予約できるプラットフォームです。 有名テーマパークや人気施設、現地ツアー、公共交通機関やレンタカーなどの移動手段、Wi-Fi / SIMまで、旅やレジャーに関するあらゆる体験がスマホひとつで予約できます。
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フランス周遊にはユーレイル フランスパスがお得
フランス国内を自由に移動できる鉄道パス「ユーレイル フランスパス」はフランス周遊を検討している方にオススメ。
フランス国鉄(SNCF)のほとんどの列車で利用でき、TGVにも乗ることができます。
「パッケージ」から座席のクラスや利用期間などを選んで購入します。
家族旅行にもオススメで、大人1枚につき子供2名まで無料なのもとってもお得!
Klookで予約をすれば、急に予定が変わっても大丈夫![ キャンセル補償 ]
Klookの「ノーショー返金」オプションを付ければ、アクティビティの無料キャンセル期間を過ぎていても大丈夫。未使用のバウチャーに限り、支払い金額の60%をご返金。
キャンセル理由はなんでもOK!利用日が過ぎてからでも返金リクエストを送信できます。
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TGV(フランス鉄道)に乗車する際に気を付けること
日本の新幹線とフランスのTVGでは、乗車方法が大きく異なります。
ここからは、実際にTGVに乗る際に注意する点について解説していきます。
改札がない駅もある
TGV(フランス鉄道) には、改札がない駅もあります。
TGV内で車掌さんがチケットのチェックに来るので、その際に提示するようにします。
ドアは自動で開かない
TGV(フランス鉄道)のドアは基本閉まっているので、乗り降りの際には開閉ボタンを押してドアを開けるようにしましょう。
2編成を連結した列車に注意
TGV(フランス鉄道)は前後の車両で行き先の違う2編成を連結して運行する場合もあり、容易に車内の移動ができない場合があります。
乗車するTGVの車両には1等車両、2等車両などの表示があります。
あわせて乗車口に表示される車両番号と行き先案内を必ずチェックし、指定された席がある車両や座席、そして行き先に間違いがないか確認してから乗車するようにしましょう。
ホームが直前まで決まらない
TGV(フランス鉄道)は出発直前までホームが決まらないため、掲示板などでチェックする必要があります。
遅延も当たり前のように発生するので、臨機応変に対応しましょう。
TGVでのフランス周遊モデルコース
TGVをうまく活用すればお得かつ効率的にフランス周遊を楽しむことができます。
最後に、TGVを含めたフランス国営鉄道会社(SNCF)で移動する周遊モデルコースの記事を紹介します。
ぜひこちらの記事を参考にして、自分だけの最高に充実したフランス旅行を計画してみてくださいね。