この記事ではアムステルダムにあるゴッホ美術館の名作や、予算の目安、周辺の観光情報などを紹介しています。アート好きやアムステルダムへの訪問を検討している方は必見です。
目次
ゴッホ美術館ってどんなところ?
オランダのアムステルダムにある世界的に有名な「ゴッホ美術館」。オランダを代表する画家であるフィンセント・ファン・ゴッホの作品を中心に展示していて、毎年100万人以上の国内外からの来場者を集めています。
ゴッホの有名な絵画約200点やデッサン、手紙などが所蔵されており、彼の芸術的な旅路や苦悩を垣間見ることができます。
ゴッホの作品以外にもゴッホに影響を与えた浮世絵や同年代の作家の作品も展示されていて、アムステルダム観光でぜひ訪れたい場所の1つです。
また2023年9月28日からは開館50周年を記念し、国内外で大人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」とのコラボレーション企画が2024年1月7日まで開催されます!
有名な自画像「灰色のフェルト帽子をかぶった自画像」に扮したピカチュウや「ファン・ゴッホの寝室」でくつろぐカビゴン&ゴンベなど、ユニークでクスッと癒される絵画が特設の展示コーナーに飾られます。
さらに体験型プログラム「ポケモンアドベンチャー(Pokémon Adventure)」も実施され、アクティビティにクリアすると数量限定のピカチュウのカードがもらえます!
ぜひこの面白いコラボ期間中に訪れてみてはいかがでしょうか。
チケット購入|ゴッホ美術館の割引情報
ゴッホ美術館のチケットは2023年現在、オンラインでのみ購入可能となっています。
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アクセス|ゴッホ美術館への行き方
公共交通機関が発達しているのでアムステルダムでは交通公共機関でのアクセスが便利。行き方は以下の通りです。
車の場合
ゴッホ美術館へのアクセスは車でも可能です。アムステルダム中心部から南にあるMuseumplein地区へ向かいます。
駐車場情報
ゴッホ美術館周辺にはいくつかの駐車場があります。なかでも隣接するミュージアム広場の下にあるQ-Parkは、ゴッホ美術館の最寄りの駐車場。周辺の駐車場はいずれも有料でしかも高額ですので、駐車を予定している場合は事前に予約することをオススメします。
公共交通機関の場合
ゴッホ美術館へはトラム(路面電車)でアクセスするのが一番便利です。
最寄りの停留所はトラム2番、5番、12番線の「Van Baerlestraat」またはトラム3番、5番、「Museumplein」。いずれの場合も下車後徒歩3分程度で到着します。
ゴッホ美術館の見どころ①門外不出の作品「ひまわり」
ゴッホ美術館で鑑賞できる代表作品の1つが「ひまわり」。1889年1月に描かれた、世界にオリジナルが7作品ある「ひまわり」のなかの1枚です。
2019年以降は作品の保存状態を考慮して他美術館への貸し出し行っておらず、まさにゴッホ美術館でしか鑑賞できない門外不出の作品となっています。
そのため必見のゴッホの有名作品とも言えるでしょう。ゴッホの象徴ともいえる繊細な黄色の色遣いや筆のタッチなどぜひ細部まで眺めてみてくださいね。
ゴッホ美術館の見どころ②名作「アーモンドの花咲く枝」
1890年に制作された「アーモンドの花咲く枝」もゴッホの代表作品。
ゴッホが精神を病んで南フランスで静養していたころに、実弟テオに子供が生まれたことを祝福して描かれた作品というストーリーも有名です。
美しい青空と、生命力の象徴ともいえるつぼみが花開く様子のコントラストがとっても印象的。
この作品誕生の背景や色使いの美しさから人気を誇る作品でもあり、「アーモンドの花咲く枝」に関連したグッズも多いのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
ゴッホ美術館の見どころ③名作「ファン・ゴッホの寝室」
フランス・アルルにある「黄色い家」のゴッホが暮らした部屋を描いた作品。「アルルの寝室」の名で知られています。
同じテーマの絵は世界に3枚あり、最初に描かれた1枚がゴッホ美術館に所蔵・展示されています。
ゴッホが病気で何日も寝たきりになったときに着想を得た作品で、ゴッホの内面世界や当時ゴッホが過ごした時代や暮らしを垣間見ることができます。
ゴッホ美術館の見どころ④同時代の有名画家モネやゴーギャンの作品
ゴッホ美術館にはゴッホの作品や史料はもちろんのこと、彼と同じ時代に活躍した有名な画家たちの作品も展示されています。
印象派を代表する作家であるクロード・モネや「黄色い家」に一緒に住みゴッホに多大な影響を与えたポール・ゴーギャンなどの作品を通じて、ゴッホと同じ時代の芸術の流れや影響を学ぶことができますよ。
ゴッホ美術館の見どころ⑤「灰色のフェルト帽子をかぶった自画像」
ゴッホの作品にはゴッホ自身が描いた自画像がいくつも含まれます。ゴッホの描く自画像には、その当時のゴッホの心情や試していた表現技法が投影されているのが特徴的。
ゴッホ美術館にはゴッホがパリに滞在していたころに描かれた「灰色のフェルト帽子をかぶった自画像」が展示されています。大都会パリにいたためスーツを着て帽子を被っている都会的なゴッホが印象的。またパリでゴッホが多大な影響を受けた新印象派の技法にもチャレンジしている点にも注目です。
ゴッホ美術館のおすすめグッズ・お土産
ゴッホ美術館にはミュージアムショップが3店舗併設されていて、ゴッホの作品をモチーフにしたさまざまなグッズやお土産を購入することができます。
「ひまわり」や「アーモンドの花咲く枝」などがあしらわれたマグネットや絵葉書、オリジナルのアートグッズなど、ゴッホファンにとっての魅力的なアイテムが揃っています。
そのほかにもオランダ限定のミッフィーのぬいぐるみなど思い出にぜひ持ち帰りたい可愛いアイテムも充実。
また冒頭で紹介したポケモンとコラボレーションイラストの限定グッズも期間限定で販売されます!
ぜひ作品の鑑賞が終わった後に立ち寄ってみてくださいね。
営業時間|ゴッホ美術館の開館・閉館時間は?
2023年11月5日までは毎日午前9時から午後6時まで営業しています。
2023年11月6日~12月15日は月~金曜日は午前9時から午後5時まで、土・日曜日は午前10時から午後6時まで開館していますが、それ以降も変則的に開館時間が異なるため事前に公式サイトでチェックするようにしましょう。
予算|ゴッホ美術館を満喫するための旅費
ゴッホ美術館を訪れる際のおおよその予算は下記の通り。そのほかのアムステルダム観光には別途費用が必要になってきますので、参考にしてみてくださいね。
飛行機(東京からの往復):約10万~20万円(※時期やレートにもよる)
チケット:公式価格で大人€ 20(入館料のみ、0~17歳は無料)
ホテル(アムステルダム市内・1室2名):約15,000円~(※時期にもよる)
スキポール国際空港からの移動費用(エアポート・エクスプレス):往復で€ 11.25(約1,700円)
滞在時間|ゴッホ美術館を満喫するには何時間必要?
ゴッホ美術館を満喫するためには、少なくとも2〜3時間は滞在時間を確保することをオススメします。
そこまで大きな美術館ではありませんが、美術館内の展示室やコレクションをゆっくりと鑑賞したりオーディオガイドや解説パネルを活用しながら館内を回れば半日程度を要するでしょう。混雑状況によっても滞在時間は異なるため、旅程やスケジュールに余裕を持って訪れるようにしましょう。
周辺情報|ゴッホ美術館の近くでできること
ゴッホ美術館の周辺は美術と文化の中心地で、数多くの文化的施設があります。
特に有名なのがオランダを中心とした12~20世紀の8,000点以上の芸術作品と歴史的物品が展示されているアムステルダム国立美術館。
アムステルダム国立美術館は撮影OKのため展示されているゴッホの別の作品を鑑賞したり撮影するのにオススメです。
近代美術作品を多く有するアムステルダム市立美術館はゴッホ美術館のまさに隣。美術館巡りをしても面白そうです。
そのほかにもアンネの日記で有名な「アンネの家」などもトラムで20分程度とあわせて観光しやすいスポット。アンネの人生についてもっと知りたければアンネフランク物語・小グループウォーキングツアーに参加するのもオススメです。
さまざまな名所を巡り、「水の都」アムステルダムを満喫しましょう!
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ゴッホ美術館についてよくある質問
最後にゴッホ美術館に関する質問を確認しておきましょう。
ゴッホの作品が多い美術館はどこ?
ゴッホの作品を多く所蔵している美術館は、オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館が最も有名です。約800点の油彩画や1,000点以上のデッサン、水彩画やリトグラフなどゴッホの作品に関連する史料のほか、ゴッホと実弟テオとの間で交わされた手紙などの貴重なコレクションを鑑賞することができます。
ゴッホのひまわりはどこにありますか?
ゴッホの有名作品「ひまわり」は複数のバージョンが存在します。ゴッホ美術館にはその中でも1889年1月に描かれた「ひまわり」の絵画が所蔵されています。