座間味島を徹底解説!
座間味島は、那覇から西に40kmのところにある慶良間諸島の一部。
沖縄の海はどこも綺麗ですが、この慶良間諸島の海はその中でも綺麗で有名なスポットです。慶良間諸島特有、唯一無二の青い海は「ケラマブルー」と呼ばれています。
本記事は、沖縄に暮らすてっペーさんとしょこさんの沖縄観光動画チャンネル「OKIRIP おきりっぷ」の動画を参考に作成。事前に知りたい座間味島の情報を徹底解説します!
座間味島への行き方
まず那覇空港から車で約10分かけて泊港へ向かいます。
那覇空港から泊港「とまりん」への行き方はこちらをチェック。
そこからさらに高速船で50分、沖縄本島から西に40kmのところにあるのが座間味島です。泊港のターミナルビル、「とまりん」から出ている船に乗っていざ座間味島へ!
本島から座間味島へ行ける船は2種類。「フェリーざまみ」と「クイーンざまみ」があります。
フェリーざまみは阿嘉島を経由するので2時間かかるところ、高速船のクイーンざまみは50分で座間味島に到着できます。貴重な滞在時間を確保するためにも50分で行けるクイーンざまみがオススメ。
高速船乗り場付近の駐車場
クイーンざまみの乗船券売り場と乗り場は、とまりんの駐車場から少し遠いところにあります。さらに、とまりんの駐車場は50分ごとに100円、と沖縄の駐車場料金にしては少しお高め。
オススメの駐車場は、クイーンざまみの乗り場に近いファミリーマート(Googleマップはこちら)の裏のコインパーキング。1日600円で停められるところもあるので、駐車場はこの辺りで探すと良いでしょう。
朝の便は通勤ラッシュに注意
朝の時間帯は、泊港周辺も通勤ラッシュで混雑します。朝の便で座間味島に行かれる方は、船の出発時間より1時間早く着くぐらいの気持ちでとまりんに行きましょう。
座間味島までのフェリー・高速船料金
泊港に着いたら、待合所でチケットを購入します。繁忙期の土日は満席の可能性もあるので、前日までに電話かオンラインで予約するのがオススメ。
- オンライン予約はこちらから
- 電話予約は☎︎098-868-4567まで
(座間味村役場那覇出張所(とまりん内チケット売り場))
事前に予約をした場合も当日発券する必要があるので、フェリーざまみとクイーンざまみの乗船券発売所と乗り場をチェックしておいてくださいね。
フェリーざまみ・クイーンざまみ 料金と所要時間
船の種類 | 往復料金 | 所要時間 |
---|---|---|
フェリーざまみ | 4,090円 | 2時間 |
クイーンざまみ(高速船) | 6,080円 | 50分 |
料金と所要時間は上記のとおりなので、座間味島での時間がいっぱい取れるように、50分で着く「クイーンざまみ」がオススメです。
船酔いしにくいのは…?
波の影響を受けにくいのはフェリー。「フェリーざまみ」は2016年に新しくなったばかりの最新設計で、揺れを感じにくく快適な船旅に。
心配な方は酔い止めを飲んでおくのがよいでしょう。また船の前方付近や2階席は揺れやすいため、1階席がオススメです。
座間味島の観光スポット
座間味島の一番の魅力はなんと言っても「ケラマブルー」と称される透明度の高い美しい海。そんな座間味の海を思いっきり満喫できるスポットを紹介します。
古座間味ビーチ
座間味港の東側にある一番人気の古座間味ビーチは、真っ白な砂浜と透き通った青い海のコントラストが見どころ。豊かな自然や多彩な文化遺産など、旅行者にオススメしたい場所が選ばれるミシュラングリーンガイドにて二つ星を獲得しています。
透明度に関しては世界の有名リゾートと比べても文句なし。座間味島のビーチは砂の粒が大きいので舞い上がりにくく、濁りにくいようです。
古座間味ビーチには、レンタルショップやマリンアクティビティを申し込める場所だけでなく、食事ができる場所も用意されています。綺麗に管理されたビーチなので、1日快適に過ごすことができます。
古座間味ビーチはほぼ東向き。陽の光が逆光にならず青い海を見れるベストタイムは11時から15時です。写真を撮るのもこの時間帯がオススメ。
古座間味ビーチの海の中
古座間味ビーチの特徴は、入ってすぐに足がつかなくなるほど水深が深いというところ。少し進んだだけで3mほどの深さになるので、基本的には大人も子供もライフジャケットを借りることをオススメします。
感動するポイントは水深が深くても、海底がくっきり見えるほどの透明度。海と思えない、プールのような透明度です。
シュノーケルとライフジャケットがあれば体験できるので、ぜひ古座間味ビーチの海の中を覗いてみてくださいね!
アゲナシクの浜
古座間味ビーチから無人島の離島に行くこともできます。古座間味ビーチにお店がある「レンタルショップ比嘉」では、水上バイクで離島に連れて行ってくれるサービスを始め、さまざまなアクティビティに申し込むことができます。
今回は、一人2,000円で連れて行ってもらえる*、安慶名敷島・アゲナシクの浜を紹介。水上バイクなら4分ほどで到着します。(*2020年時点でのアクティビティ内容と値段です)
アゲナシクのおすすめポイントは白い砂浜だけでなく、周りの透き通る海。
浜辺には少し高台があるので、そちらを登って白浜を俯瞰できると、貴重な体験をさらに満喫できます。
嘉比島(がひじま)
安慶名敷島の隣にあるシュノーケルスポット、嘉比島(がひじま)も座間味島のおすすめスポット。
地元ガイドのツアーに申し込むと、ネットにはほとんど載っていないような隠れた絶景スポットに連れて行ってもらえます。そんな絶景スポットが嘉比島の「岩のトンネル」です。
満潮だとトンネルを抜けて、そのまま海にまた入れます。自然の偉大さを感じる神秘的な体験に感動すること間違いなし!
アゲナシクの浜と一緒にまわるツアーの場合、追加料金がかかることもあります。予算に合わせてツアーを組んでくれるのでぜひ一度レンタルショップ比嘉に相談してみてくださいね。
嘉比島周辺のテーブルサンゴ
嘉比島と座間味島の間には、ダイビングスポットとして有名な「テーブルサンゴ」が広がる海域も。ビーチ周辺よりさらに透明な海を楽しめます。
阿真ビーチ
座間味港の西側にある阿真ビーチ。古座間味ビーチと比べると人が少なく穴場になっていて、のんびり過ごしたい人にはオススメです。
ビーチの近くのキャンプ場にトイレやシャワーがあるので、海水浴の後も安心。透明度はもちろん文句なしのケラマブルーです!
阿真ビーチは南西向きの海岸なので、太陽の向きに合わせて9時から13時が、海が青く見えるベストタイムです。
阿真ビーチの一番の魅力は、ウミガメ遭遇率が非常に高いこと。
ウミガメに出会うためには、満潮時に来ることです。干潮時は遊泳エリアまでウミガメが来れないので、満潮時の時間帯を確認して来ることをオススメします。
ウミガメは息継ぎするときが一番美しいので、ぜひその姿もお楽しみに!
ここで一つ、注意点。当たり前のことですが、ウミガメを必要以上に追いかけたり、触ったりするのは禁止されています。マナーを守って、ウミガメと一緒に泳ぎましょう。
座間味島でキャンプ
座間味島では、ほぼ全域でキャンプが禁止されています。座間味島で唯一キャンプできる場所が、「青少年旅行村キャンプ場」です。座間味港から車で3分ほどの阿真ビーチ近くにあります。詳しい情報は座間味島の公式サイトより確認してみてくださいね。
青少年旅行村キャンプ場
- 〒901-3403 沖縄県島尻郡座間味村阿真697
- Googleマップはこちら
座間味島でレンタカーはできる?
座間味島では、3か所でレンタカーができます。
- レストハウスあさぎ
- レンタバイク かにく
- ざまみレンタカー
今回紹介しているビーチを移動するだけなら、徒歩30分ほどなので、わざわざレンタカーをする必要はないかもしれません。
ただ、座間味島には、本記事で紹介しきれなかった展望台などのおすすめスポットがまだまだあるので、それらに辿り着くにはレンタカーが必須です。
レストハウスあさぎ
- 〒901-3402沖縄県島尻郡座間味村座間味108
- Googleマップはこちら
レンタルかにく
- 〒901-3402 沖縄県座間味村字座間味1908-1
- Googleマップはこちら
ざまみレンタカー
- 〒901-3402 沖縄県島尻郡座間味村座間味13
- Googleマップはこちら
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